玉簾の滝／山形県

山形県酒田市にある「玉簾（たますだれ）の滝」は約1200年前、弘法大師が発見し、命名したとされる滝です。高さ63m、幅5mの山形県随一の絶景を誇ります。

杉の大木に囲まれ、マイナスイオンにあふれているのが特徴で冬になると氷瀑となります。その美しさはまさにファンタジー。

2020年のライトアップは終了しましたが、光に照らされた姿はとても幻想的で、この世のものとは思えない美しい光景を見せてくれます。

芳ヶ平湿原／群馬県

群馬県吾妻郡中之条町にある上信越高原国立公園の「芳ヶ平（よしがだいら）湿原」は、草津白根山のすぐ近くにある湿原です。ここは約300種類の植物が自生しており、大平湿原や常布の滝などの見どころもたくさん。草津でも特別ともいえるハイキングコースなのです。

ハイキングコースの途中にある、日本全国の国道でも最も標高が高い地点の「渋峠」から眺める湿地群はまさに絶景。

さまざまな高山植物はもちろん、特別天然記念物であるニホンカモシカ、日本固有種であるモリアオガエルの最高標高繁殖地で、さらに東アジア最大級のチャツボミゴケ群落など世界的に重要な生態系が生息しています。

嫗仙の滝／群馬県

群馬県吾妻郡草津町草津町の南東にある「嫗仙（おうせん）の滝」は、50〜60万年前に草津白根山から噴出した火砕流が堆積した溶結凝灰岩によってできた滝です。落差25ｍの滝で、繊細な流れが美しく、とてもファンタジーな雰囲気。

滝の近くには、日本全国の国有林のなかから直径1m以上の樹木や地域のシンボルになっている樹木を100本を選定した「嫗仙の滝のカツラ」があります。自然に囲まれたなかを美しい水が流れ落ちる様は、とにかく美しいと評判です。

• スポット詳細記事
• >>>どこか妖しげで艶っぽい。草津の秘境的な名瀑布「嫗仙の滝」

高ボッチ高原／長野県

「高ボッチ高原」は、長野県塩尻市の標高1,665mの高さに位置する、なだらかに広がる高原です。皿状の凹地（くぼち）が散在する隆起準平原面で、大半がススキの草原で覆われ、夏はレンゲツツジやニッコウキスゲが咲きます。

江戸時代までは草刈場として利用されていましたが、戦後に警察予備隊の演習場などを経て、現在の観光スポットとして整備されました。山頂からは360度の眺望が開け、北アルプスの山々や諏訪湖、南アルプス、富士山まで景色を存分に楽しむことができます。

兵庫県にある竜宮城