日本「文化」がトレンド?爆買い中国人観光客が変化した理由

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2019/05/18

第6位「美容院にいきたい」

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第6位には「美容院にいきたい」がランクインしました。散髪といえば、日本だけでなく海外でもごく当たり前のもの。なんだかとても意外に感じますよね。

調べてみると、どうやら「微博(ウェイボー)」をはじめとした現地のSNSでは、日本の美容室のクオリティが中国よりも高いと評判を集めているようです。

また世界トップクラスの美容師が集まるアメリカなどのサロンとくらべると、日本の美容室は比較的リーズナブルな価格設定であることから、旅行の際に美容室を予約する方が増えているそう。

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技術はもちろんのこと、きめ細やかで丁寧な接客も喜ばれるポイントのひとつで、自分だけの特別感があじわえるのも嬉しいポイントなんだとか。

ちなみに、中国のECサイトでは日本の化粧品やコスメ用品がとても人気です。このように日本の美容アイテムや技術は多大なる信頼を集めているため、より美しくなりたいと思う方のニーズをとらえているのかもしれませんね。

第5位「握手会にいきたい」

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第5位には、「握手会にいきたい」がランクインしました。

CD封入の握手券を持っていればアイドルと握手ができるという、日本独自のアイドル文化を体験してみたいと思う方も多い様子。

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中国では上海を中心に活動している「SNH48」や、台湾の台北を中心に活動する「TPE48(現:AKB48 Team TP)」など、海外展開を行なっているAKB48グループの人気が高いことも、「握手会」への興味が広まった一因といえそうです。

また日本はいわゆる「ご当地アイドル」も非常に多く、SNSを中心にWebでの発信が自由にできることから国境を超えて愛され、ファンになる方も多くいます。


このため、日本旅行の際にせっかくなら憧れのアイドルに会いたい、握手会に行ってみたいと思うようですね。

第4位「お寺にいきたい」

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第4位にランクインした「お寺にいきたい」は、比較的スタンダードな体験ですね。

中国にもお寺はたくさんありますが、日本のお寺とは少し雰囲気が異なります。中国のお寺は装飾などが華やかで幻想的な美しさが特徴的。

それに対し、日本のお寺は静寂で荘厳な雰囲気を持っています。

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実際に、奈良県にある「東大寺」や京都府の「清水寺」など、華美でなく「侘び寂び」を感じることができる観光名所には多くの方が訪れています。

同じお寺でも、荘厳で風情あふれる日本のお寺に癒しを感じる方が多いのかもしれませんね。

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