実は簡単にいけちゃうんです。賢い「世界一周航空券」のススメ

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2019/08/27

自分にぴったりの世界一周航空券の選び方

今回は、日本からの世界旅行で使いやすい3つのチームが販売している世界一周航空券をご紹介します。

各チケットによって、得意なエリアと不得意なエリアがあるので、自分の行きたい国を軸に、選択する眼を持ちましょう。

「スターアライアンス」の世界一周航空券

image by:Anton_Ivanov / Shutterstock.com

全日空やルフトハンザなどが所属するスターアライアンスチーム。世界190カ国以上へのフライトが就航しています。

全日空が含まれているので、日本の地方都市から国際空港への移動費用も世界一周航空券で賄えるのが嬉しいポイントです。

運賃は合計マイルが2万6,000未満、2万9,000未満、3万4,000未満、3万9,000未満かで、それぞれ異なります。そのため、さまざまな国を細かく回るより、人気の観光地を効率的に回りたい人向けのチケットといえますね。

マイルの計算が初心者には少しややこしいため、旅行会社のオフィスやネット上で相談すると安心です。

「ワンワールド」の世界一周航空券

image by:Suparat_C / Shutterstock.com

世界160カ国、約1000都市を網羅するワンワールド アライアンスには、日本航空も含まれています。ワンワールドの特徴は訪れる大陸の数によって価格が変わること。

ヨーロッパに中東、アフリカ、南米、北米、南西太平洋、アジアと世界を6つにわけており、最低でも3つ、最大ですべてのゾーンから訪れる都市を選びます。

運賃は大陸数で異なるため、比較的旅行日程が組みやすいのがメリット。


成田からロシア、ロシアからヨーロッパの気になる国を4ヶ所周遊してその後アメリカへ、アメリカからオーストラリアへ飛んで成田に帰る、なんてルートもワンワールドなら可能です。また、イースター島へ行ける唯一の世界一周航空券でもあります。

「スカイチーム」の世界一周航空券

image by:NYC Russ / Shutterstock.com

世界175カ国、1,150の就航都市を持つスカイチームの特徴は、ヨーロッパに強いこと。ヨーロッパ方面をメインに、くまなくめぐりたい人にとてもおすすめの航空券です。

一方で、スカイチームは日本の航空会社が参加していないのでチケット購入が困難という意見もあります。

スカイチームもスターアライアンスと同様に、運賃ごとに上限マイルが決まっています。ヨーロッパの各都市を結ぶ航空会社が多く加盟してるので、世界一周のほか、長期の休みを利用したヨーロッパ周遊にも最適

ヨーロッパを満喫したあとにアメリカ大陸に渡り、日本に戻るルートがおすすめです。

image by:Shutterstock.com

世界一周航空券を使って賢く旅に出れば、旅はより楽しく自由になりますよ。一見、細かなルールが多く、なかなか手を出しにくいと思われがちな世界一周航空券ですが、行きたい国をピックアップして旅行計画をじっくり眺めれば、自然とコツがつかめるようになります。

今年のシルバーウィーク、あるいは年末年始にでも、世界一周航空券を使って憧れの場所へと出かけてみてはいかがでしょうか。

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  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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