2020年3月14日に、東京では桜の開花を観測。週末に向け、いよいよ本格的なお花見シーズンが近づいてきました。四季の移ろいを楽しむ日本には多数のお花見の名所があり、また海外にも一度は訪れて見てみたいお花見スポットが存在します。

そこで今回は日本のみならず海外からも、一生に一度は行きたい絶景「お花見スポット」をピックアップ！写真と共にご紹介します。

なかなかお出かけができない2020年の春だからこそ、写真でお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ワシントンDC／アメリカ

海外からも、美しい桜をピックアップ。アメリカの「ワシントンDC」の桜といえば、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの逸話で有名ですね。

ワシントンは少年時代に父が大事にしていた桜の樹を折ってしまい、正直に自分がやった告白し、父もその正直さに感嘆したという話です。

ワシントンDCには日本から友好関係のしるしとして約2,000本の桜が送られており、ポドマック河畔を中心に見事な桜並木が続きます。また例年、3月後半から4月上旬にかけて盛大に「全米桜祭り」が開催されています。

函館五稜郭／北海道函館市

北海道函館市の「函館五稜郭」といえば函館エリアを代表する観光地であるとともに、桜の名スポットでもあります。

この公園には約1,600本のソメイヨシノやヤエザクラが植えられています。堀の周りや郭内に、咲き誇るこれらの桜は見事の一言しかありません。例年の開花予想はGWの頭、4月下旬ごろです。

なお、明治維新の際に「函館戦争」の拠点となった函館五稜郭は、いまでは「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産に選定されています。

• ・スポット詳細記事
• >>>星と桜のコラボレーション。美しき花見スポット北海道「五稜郭公園」（掲載日2020/03/04）

弘前公園／青森県弘前市

青森県弘前市の「弘前公園」は「日本さくら名所100選」に選定されている桜の名所で、ソメイヨシノをはじめとした約50品種約2,600本が咲きほこります。

見どころはやはり弘前公園西濠ですね。お城のお濠にそって見事な桜が咲き誇ります。2020年は4月23日から5月6日に「弘前さくらまつり」が開催される予定です。

• ・スポット詳細記事
• >>>ピンク色に染まる春。夜桜も楽しめる花見スポット、青森県「弘前公園」（掲載日2020/02/26）

角館／秋田県仙北市

秋田県仙北市にある「角館」は重要伝統的建造物群保存地区となっており、昔ながらの武家屋敷などが数多く残っているため「みちのくの小京都」の愛称で呼ばれています。

そして、ここは桜の名所でもあります。「日本さくら名所100選」に指定されており、武家地に咲くシダレザクラは「角館のシダレザクラ」と呼ばれ、国の天然記念物に選ばれています。

また、檜木内川沿いの2kmにおよびソメイヨシノの桜並木が続きます。例年の予想では開花は4月下旬ごろです。

樹齢1000年以上。国の天然記念物にも指定される巨桜