ピンク色に染まる春。夜桜も楽しめる花見スポット、青森県「弘前公園」

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2020/02/26

本州の最北端に位置し、世界遺産となっている白神山地をはじめ、十和田湖や八甲田山など、日本でも有数の自然が残されている青森県。県内には多くの公園があり、春にはどこも美しく桜が咲きますが、そのなかでも名所と名高いのが「弘前公園」です。

日本最古のソメイヨシノを有し、「桜名所100選」のひとつに選ばれた弘前公園。2020年のイベント時期やアクセス情報などとご一緒に、その魅力をご紹介します。

古くから現存する桜。国の重要文化財に指定された弘前城の天守閣も

image by:Shutterstock.com

桜名所100選だけでなく「日本の都市公園100選」や「日本の歴史公園100選」にも選ばれ、さらに公園内に建つ弘前城は「日本100名城」「美しい日本の歴史的風土100選」「人と自然が織りなす日本の風景百選」「平成百景」に選ばれているという、まさにお墨付きの名所といえる弘前公園。

その総面積は約49万2,000平方メートルという広大さで、国の重要文化財にも登録されています。

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現存12天守のひとつでもある弘前城の天守閣に加え、数々の櫓(やぐら)や、そのままに現存する数々の門構え、大きなお堀や8つの橋など、まるで当時にタイムスリップしたかのような光景を見ることができます。

公園内には市立博物館や護国神社、植物園に加え、市民会館や演芸場などのエンターテイメント施設なども。また、美しい芝生の大きな広場など、市民が楽しい時間を過ごすことのできる場所がそろっています。

青森県・弘前公園の見どころは?

弘前さくらまつり2020:4月23日(木)~5月6日(水)

image by:cowardlion / Shutterstock.com

弘前公園で見逃すことができないのは、やはり桜。そのなかでも、大変古くから咲き続けているものたちです。なかには1715年に植えられたカスミザクラや、1882年に植えられ、現存するものでは日本最古と名高いソメイヨシノに加え、樹齢100年を超える桜が400本以上も咲いています。

公園全体に咲く品種はその数52種、およそ2,600本にもなるといわれ、しだれ桜や八重桜など豪華絢爛。日本一といっても過言ではない見事な桜たちに圧倒されてしまうこと間違いなしといえるでしょう。

そんな弘前公園の桜を存分に楽しめるお祭り「弘前さくらまつり」は、なんと100年以上も続く由緒あるお祭り


2020年は4月23日(木)~5月6日(水)で予定されており、200店を超える出店が並ぶ一大イベントです。場所の手配やお弁当・飲みものの準備、後片付けなども行ってもらえる「手ぶらで観桜会」コースなども用意されていて、遠方からの訪問でも心ゆくまで楽しめそうですね。

  • 弘前さくらまつり
  • 青森県弘前市大字下白銀町1
  • 【有料区域】本丸・北の郭:大人320円/子ども100円
  • 2020年4月23日(木)~5月6日(水)
  • 日没~23:00(予定)
  • 公式サイト
  • 開花時期は毎年異なります。詳細は公式サイトよりご確認ください。

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