鮮やかな朱と、コバルトブルーの海。美しすぎる「水上の鳥居」9選
箱根神社(九頭龍神社新宮)/神奈川県箱根町
「九頭龍神社」は箱根神社の末社にあたり、箱根神社の手前にあります。箱根神社は森に囲まれていて、九頭龍神社の鳥居は森が切れた芦ノ湖の岸部に建てられています。
岸から鳥居の下まで行くことができるため、格好の撮影スポット。また、九頭龍神社は縁結びの神として知られており、この鳥居もパワースポットとして多くの観光客を集めています。
鳥居は箱根神社は1952年に、サンフランシスコ講和条約締結と今上天皇の立太子礼を記念して建てられたもので、「平和の鳥居」とも呼ばれています。
弁天島海岸/静岡県舞阪町
「弁天島海岸」は静岡県の浜名湖の弁天島の浅瀬に建つ高さ18mの大鳥居。特に宗教的な由来はありませんが、浜名湖のシンボルタワーとなっています。
11~1月ごろは夕日が赤鳥居越しに沈んでゆく光景を眺めることができ、絶好の撮影スポットとなります。
また、弁天島海浜公園発着の渡し船(4月~8月)に乗り、赤鳥居の建つ「錨瀬(いかりせ)」まで行くこともできます。
厳島神社/広島県宮島町
世界遺産にも指定されている「厳島神社」の創設は6世紀末といわれていますが、現在の回廊形式になったのは12世紀半ばで、平清盛の支援によって行われました。
同神社のシンボルである大鳥居は、鮮やかな朱塗りで、高さ約16.6m、総重量は約60t。自重を生かして海底から自立しています。穏やかな瀬戸内の海に独立して佇んでいるように見える姿は幻想的。
また早朝には、鳥居のなかに浮かぶ朝日の荘厳な風景を眺めることができます。干潮時になれば、鳥居のもとにまで歩いていくことが可能。
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