子どもはもちろん大人でも、鉄道に乗ったり、あるいは眺めたりしていると、不思議とワクワクした気持ちになりますよね。

今回はそんな鉄道の魅力がぎゅっと凝縮された「鉄道博物館」についてクローズアップ。全国各地にある子どもも大人も楽しめる鉄道博物館を10選、ご紹介していきます。

鉄道博物館／埼玉県

まずは日本最大規模、埼玉県にある「鉄道博物館」。屋内、屋外合わせて41両が展示されています。小学生以上の場合は、1周300mのコースを運転できるミニ運転列車も体験できます。

屋内では山手線内回りの実写映像を使用したシュミレータを用意。100インチクラスの大型ディスプレイが3面並べられた迫力のある高性能シミュレータで、リアルな体験が得られます。運転士だけでなく車掌のシミュレータも導入されています。

東武博物館／東京都

東武スカイツリーライン（東武伊勢崎線）東向島駅のとなりにある「東武博物館」。実際の機関車や電車を使った展示が充実しており、なかには車内に入れるものもあります。

また、普段はあまり見ることのできない作業用機械の展示・陳列には好奇心を刺激されます。さらに、電車やバスのシミュレーションもあり。1日5回行われる東武鉄道のジオラマもパノラマショーも見ものです。

地下鉄博物館／東京都

「地下鉄博物館」、通称ちかはくは、東京メトロ東西線葛西駅の高架下にあります。地下鉄の歴史から東京メトロの最新技術まで体感できる展示が充実しています。

同館は、振動まで体験できる千代田線のシミュレーターをはじめ、銀座線、有楽町線、東西線の3種類のシミュレーターが運転できるなど、体験型・参加型メニューが充実したミュージアムとなっています。

• ・関連記事
• >>>廃線から50年。明治から昭和を駆け抜けた、もう一つの「銀座線」（掲載日2017/06/14）

リニア・鉄道館／愛知県

歴代の高速列車や未来のリニアモーターカーを見ることができるのが「リニア・鉄道館」。入口には世界最高速度を記録した車両たち（蒸気機関車、新幹線、リニア）が展示されています。

館内ではリニアモーターカーが実現する時速500kmの世界を、映像を通して模擬体験できる超電導リニア展示室や新幹線シミュレータなど体験型の展示が充実。また、新幹線のエクスプレス発券体験で、オリジナルの名前入り切符を作るアトラクションもあります。

鉄道遺産ともいえる歴代の名車が勢ぞろい！