男前&ユニークな「男前豆腐店」京都が誇るものづくり企業に潜入

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2019/06/03

「特濃ケンちゃん」や「信吾港町」など、個性的なパッケージが目を引く「男前豆腐」。皆さんもスーパーなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

これらの商品は、京都府南丹市にある男前豆腐店株式会社が製造しているんです!

今回は、この人気の豆腐がどのように作られているのか、また作っている会社のユニーク過ぎる社内事情まで、たっぷり取材してきました!!

南丹市にある「男前豆腐」の本社へ

森の恵みと良質な水のまち

早速、南丹市へとやってきた編集部。“森の京都”である南丹市は、京都府中部に位置し、かやぶきの里・美山町や、四季折々の光景が美しいるり渓高原など、豊かな自然と良質な水に恵まれたまちです。

本社入り口では企業キャラクターのジョニー像がお出迎え

南丹市の工業地帯にある男前豆腐店株式会社は、2005年に設立したお豆腐屋さんです。

社長の伊藤さんは「京都で仕事をしたい」という思いもあり、豆腐工場の跡地であった今の場所で男前豆腐店を始めました。

全国の豆腐ファンを魅了する「男前豆腐」の工場に潜入!

豆腐作りの工程をちょっぴり見せてもらいました!

さっそく、男前豆腐店の工場を見てみましょう!(写真では一部しかお見せできませんがご了承ください~)

まず、水に一晩浸して膨らませた大豆をすりつぶし、「なまご」と呼ばれるドロドロの状態にします。

そこから煮込み、絞ることで豆乳とおからに分けていきます。すると、写真のようなさらさらの豆乳が完成!


豆乳とにがりを合わせたものをどんどん容器に入れていきます
シールをしたら加熱・冷却して完成!

そのまま豆乳とにがりを容器に充填。中身を入れたらすぐにシールをして約90℃で加熱後、一気に冷やしていきます。これが充填式といわれる豆腐の作り方です。

木綿豆腐や絹ごし豆腐のような、豆腐を成型してから容器に入れる場合と違って、容器を密閉した後に加熱をするので豆腐本来の旨味を逃さず、衛生的になることで賞味期限も長くなるんです。

「でも、やはり作り立てが一番ですのでお早めにお召し上がりください」(by男前豆腐店)

そうしてできた製品は続々と出荷されていきます~
なんと、主力商品である「特濃ケンちゃん」は1日に何十万丁も製造されているんですって!

今回、特別に加熱後のあつあつなケンちゃんをいただきました~♪
まだ冷やす前なので、おそろしく柔らかいです。そして口の中でふわっととろけて豆腐の旨味が広がります。

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