ヨーロッパからなぜ高山に?外国人が愛する意外なニッポンの観光地

TRiP EDiTOR編集部
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2019/09/18

「どの国から来たのですか?」東京と大阪で比べてみた!

image by:Booking.com Japan

まずは、東京と大阪の予約数が多い国別ランキングから見ていきましょう。2都市のランキングを眺めて見るだけでも、気づく点がたくさんあります。

1.やっぱり中国人観光客は最強だった

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東京、大阪それぞれで首位を制したのは中国からの観光客でした。この結果には、皆さんも納得でしょうか?

2019年7月の中国からの訪日外国人数は105万500人。一方で、韓国はここ数カ月は減少傾向にあり56万1,700人に留まりました。

訪日外国人のうち過半数を占めるアジア人。そのアジア人のなかでも、韓国人の2倍近くの中国人がいま日本を訪れているのですね。

2.「大阪でたこ焼き」が韓国人のブーム

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一方で、韓国に目を向けると、大阪では中国に続く2位をキープしているにも関わらず、東京では5位に留まる結果に。

韓国人は、首都「東京」よりも、食いだおれの街「大阪」を選ぶ人が大半だったのです。これは、意外な結果だとは思いませんか?

この韓国人の大阪好きについて調査してみると、まず第一に「フライトの利便性」があげられます。

大阪〜ソウル間のフライトは約1時間半と東京よりも早く、LCCであれば片道1万円程度で来ることができます。地理的に近いことが、大阪派を増加させるひとつの理由と考えられますね。

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しかし、それ以外にも大阪には韓国人に愛される理由が。実は訪日韓国人の半数は20代の若者なのです。そして、韓国の若者の間では「日本ブーム」が起きていて、特に日本のアニメファストフードが注目を集めています。


大阪にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)がありますが、たくさんの日本のキャラクターショーやアトラクションが楽しめるのが魅力。

また、たこ焼きやお好み焼きなど、日本文化に根付きつつも気軽に食べられるファストフードが、大阪には豊富にあることも、人気の秘訣だと考えられます。

3.アメリカ人は東京がお好き

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2019年7月の米国からの旅行客は15万6,900人。外国人観光客というと、欧米人のイメージもかなり強いように感じますが、中国人や韓国人の15〜25%ほどなのです。

そんなアメリカからの観光客をみると、東京では3位に入る一方で、大阪にはランクインしませんでした。

JTBが2017年に調査した「訪日アメリカ人の旅行者動向」によると、日本の各都道府県に対する米国人の認知度は、東京都が唯一50%を超えたものの、京都府や大阪府などは半数以下でした。

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また、訪日旅行に期待することについては、「日本ならではの食事を楽しむ」と「都市に滞在して楽しむ」が40%を超え、「世界的に有名な建造物や、名所の訪問を通して歴史に触れる」より多い数値に。

歴史文化より、グルメショッピングに興味があるアメリカ人からすれば、東京は理想の観光地と考えられるでしょう。

ところで、東京・大阪以外の都市部ではどのようになっているのでしょうか。

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