サランヘヨ、日本。韓国人が愛するニッポンの素晴らしきカルチャー
「日本×化粧品×○○」部門
日本の化粧品に関する1位〜20位までの検索結果は下記の通りになりました。
ランキング第1位の「皮膚の赤い斑点」をはじめ「目のクマ」、「皮膚の角質」など、皮膚の症状やトラブルに関する検索結果が上位を占める結果に。これには、韓国人の美容への意識の高さがうかがえますね。
また、「馬油」に関する検索結果が複数あり、訪日韓国人のなかで人気と知名度が高いことがわかります。こちらもランクインしたワードから、さらにいくつかをピックアップして見ていきます。
【第10位 馬油】韓国の馬油ブームのきっかけは女優さんだった
「馬油」というワードが含まれる言葉は、第3位「馬油クリーム効能」、第6位「日本馬油クリーム」、第10位「馬油」とランキング内に3つも含まれる結果となりました。
ひと昔前から日本ではおなじみの馬油ですが、2015年に韓国の美容番組でMCの女優さんが「夜に塗って寝ると、翌朝エステ後のようなもちもちの肌になる」と紹介したことで一気に話題となり、韓国でも馬油ブームとなりました。
【第4位 カテキン】成分好きな韓国人。緑茶のカテキンにも興味深々
日本のお茶、つまり緑茶や前茶・番茶・ほうじ茶・抹茶などに多く含まれる「カテキン」は第4位にランクインしており、韓国からの関心の高さがうかがえます。第11位にも「緑茶カテキン」のワードが入っていますね。
また、第5位には「ベータグルカン」がランクインしており、韓国人の「成分をとても気にする文化」が反映されているといえます。
【第9位 Get it beauty】韓国女子はこれを見てから買うコスメを決める！
「Get it beauty」は2006年から10年以上も韓国で親しまれる美容テレビ番組。ここで紹介された商品は、即時に口コミで広がり、無名の商品もあっと言う間に売り切れ続出の人気商品になるほどの経済効果をもたらしています。
実は、先ほどお伝えした「馬油」もこの番組で女優さんが紹介したことがきっかけでブームとなりました。「Get it beauty」は番組独自の基準でランキング付けをしています。どこにも頼らず自分たちが良いと感じたものを紹介する番組の姿勢が、消費者を夢中にしているのでしょう。
