サランヘヨ、日本。韓国人が愛するニッポンの素晴らしきカルチャー
「日本×お土産×○○」部門
日本のお土産に関する1位〜20位までの検索結果は下記の通りになりました。
お土産部門では、「招き猫」が検索結果ダントツの第1位という結果に。また、「キッチンのカーテン」、「ミニマリズムのインテリア」、「日本のインテリア」、「インテリアショップ」など、日本のインテリアや日本のインテリアショップへの関心が高いことがうかがえます。
さて、こちらもランクインしたワードのなかから、特に気になる3つについて追及しました。
【第1位 招き猫】ラッキーキャットは全世界共通の大人気スーベニア
日本ならではのお土産として、「招き猫」はラッキーキャットとして海外の人たちから大人気。類似品として、手の部分がコクコクと動くようになっている「手を振る猫」も第5位にランクインしています。
ちなみに韓国には「まねきねこ」という在韓日本人が多く通うカラオケチェーン店が十数店舗あり、日本の歌を歌うならココがイチ押しなんだとか。その存在の影響もあり、招き猫は日本好きの韓国人にとっても親しみやすい存在になっています。
【第3位 キッチンのカーテン】部屋を仕切る「のれん」は日本ならではだった!?
日本のインテリア用品への高評価がうかがえるなかで、第3位に入っている「キッチンのカーテン」。これは、日本のいわゆる「のれん」を示しています。
実は、韓国ではのれんのように真ん中でわかれているタイプのカーテンがほとんど出回っていないそう。和柄からキャラクター柄まで、室内を気軽に自分好みに彩ることができる、のれんへの人気が高いといわれています。
【第15位 職員 ギフト】職員へのギフトとしてのお土産。韓国の雇用事情が背景に
さらに興味深いのは、第15位の「職員 ギフト」という検索結果。日本では、職場の人にお菓子などのお土産を配る習慣はありますが、韓国も同じなのでしょうか。
どうやら、これには韓国の雇用事情が関係しているようです。韓国では一般的にボーナスが無い企業が多く、その代替としてギフトを贈る文化がある影響でランクインしていると推察されます。
さて、「日本+レストラン」、「日本+化粧品」、「日本+お土産」の3つの検索結果から、韓国における日本のトレンドを探っていきました。日本人の私たちが想像できなかった意外なワードがたくさん登場し、とても面白い結果となっていますね。
最後に、日本という観点からさらに視野を広げて、韓国人が2019年に最も多くリサーチした言葉について、探っていきたいと思います。