オーストラリアの中高生が福知山城で1日城主体験!密着レポート!

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2019/09/27

ひとりひとりに任命状授与

続いて、市長がひとりずつ名前を読み上げ、一日城主任命状を授与。

オーストラリア南東部・ビクトリア州の港湾都市ジーロングにある中高一貫の公立高校に通う12名が、日本文化の研修で10日間の日本滞在中のうち3日間を福知山でホームステイ。そのうちの一日を城主として様々な体験をすることになった彼ら。

一日城主はこちらの12名!

14歳から16歳の中高生年代の12名。日本語に関しては、年齢差や個人差はあるものの、ひらがな、カタカナ、漢字も少し書けるんだとか。

日本文化に興味を持ったきっかけとしては、やはり漫画やアニメの影響が大きいようで、なかでも「『ワンピース』『進撃の巨人』が好き」だという明智光秀役のエイデン・プリンズ(15歳)くん。

任命状をもらって喜ぶチャーリー・フィリップスくん(15歳)。

任命状をもらった一日城主12名を代表して、明智光秀に扮した長身のエイデンくんと、打掛け姿で妻の熙子を装ったクレア・アダムさん(16歳)が挨拶。

「このような貴重な機会をいただいたことに感謝しています。福知山城主として、すべての人々の平和に貢献できるよう努めます」と日本語と英語で述べました。

「皆の者、参るぞー!」の掛け声で任命式終了

エイデンくんによる「ミナノモノ、マイルゾ〜!」という掛け声と共に一堂拳を振り上げ、任命式終了。当時の光秀を彷彿とさせるかどうかはわかりませんが、エイデンくんの力強い掛け声、バッチリ決まってました。さぞかし練習したことでしょう。

地元・大江中学校のみんなも一緒に記念撮影

一日城主12名と引率の先生、そして市長で記念撮影をした後は、この日一緒に様々な体験をする福知山市大江中学校の生徒たちも合流し写真をパチリ。


福知山城について英語でレクチャー

まずはお城の外側から

福知山城主ということで、まずはお城のことについて知ってもらおうと、城の歴史や、石垣の積み方などについて福知山公立大学の学生から英語で説明されます。

「四角い石とそうでない石があって…」などといった解説を真剣な表情で聞く城主たち。

映えスポットでフォトセッション!

城内見学の前に、城主と大江中学校の生徒たちでグループに分かれ、お城の周りの映えスポットを見つけ出し、みんなでパシャパシャ写真の撮りあいタイム! 英語での会話にチャレンジしたり、子どもたちの交流が見られます。

身長が2m近いエイデンくんを真ん中に、スリーショットをおさめる大江中学校の子どもたち。福知山の街並みをバックに額縁のように切り取ることができるフォトジェニックスポット。

ところで甲冑を着けた感想は?

フォトセッションには「丹波福知山手づくり甲冑隊」の皆さんも参加。なんと、この日一日城主たちと甲冑隊さんたちが身に着けている甲冑全て、この甲冑隊さんたちが手づくりしたものなのだとか!?

プラスチックや紙を使って作られたものだそうで、本物の甲冑より遥かに軽いようですが、それでも初めて甲冑を身に着けた城主たちには重いよう。

とはいえ「なんだか強くなれた気がする」と戦国武将気分を楽しんでいる様子。打掛けを着ていたクレアさんも「暑い」と言いながらも、すぐさま「デモ、ダイジョウブ!」と日本語でにっこり。若いながらも城主に選ばれた使命、気概、しかと感じました!

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