オーストラリアの中高生が福知山城で1日城主体験!密着レポート!
本丸広場でドッコイセ〜!ドッコイセ!
福知山名物・ドッコイセ踊りを体験
休む間も無く城主体験は続きます。続いては、再び本丸広場に飛び出し、福知山名物・ドッコイセ踊り(福知山踊り)を体験。福知山踊振興会のお姉さま方に手ほどきを受けます。
思いっきり西陽を浴びながら、お姉さまがたの振りを真似る城主と大江中の生徒たち。地元・大江中の子どもたちもほとんどがドッコイセ踊り初体験だとか。
実践あるのみ!と、練習もほどほどに、いきなり音を流して本番スタート!城主、大江中の生徒たち、福知山踊振興会のお姉さまたち、ホストファミリーの皆さん、集まった市民の方々と、みんなで輪を作り、ドッコイセ踊りを楽しみます。
「ゆっくり〜ゆっくりでいいよ〜!」とみんなに声をかけながら、自ら満面の笑みで踊る福知山踊振興会の会長。
以前、福知山のスカイランタン記事の取材の際に、「ドッコイセ」の由来を聞きました。福知山城築城にあたり、過酷な労働を強いられるなか、福知山の人たちは「ドッコイセ〜ドッコイセ〜(どっこいしょ)」と掛け声を掛け、楽しみながら苦境を乗り越えたと。
今なお福知山に受け継がれる、その「ドッコイセ〜」を世代と国境を越えて体験している姿に胸が熱くなりました。
ドッコイセ踊り体験を終え、大江中の生徒たちとはお別れ。城主たちも手を振って見送ります。イケメン、エイデンくんはここでも人気のようで、別れ際エイデンくんとハイタッチをした大江中の女の子らは「この手は洗わない!」と言っていたとかいないとか(笑)。
ちなみにエイデンくんは、キリッと凛々しい表情で踊っていました。
踊り疲れて喉が渇いたようで、「明智光秀自販機」に手を出す城主の姿がチラホラ。お金を入れると「時は今、明智光秀ここに見参!」「敵は本能寺にあり!」「のぶながぁ!」などとシチュエーションによって色んなセリフが飛ぶ仕掛けがしてあるわけですが、城主たちは「なんだこれ?」といった表情。
しばし休憩…と言いつつ、テレビの生中継に出演するということで、城主たちはリハーサル&本番! 日本で関西のローカル番組に城主として生出演するなんて、とっても貴重な体験でしょうね〜。
もうこの頃には取材慣れしている彼ら。「日本食が好き!」「寿司!焼肉!」という元気な声が聞こえてきました(笑)。
日も暮れてきてお腹も空いてきた頃でしょう。この後はお城を一旦離れ、福知山駅前にあるお料理教室でお料理体験!