ビール大好きドイツ人が選ぶ、本当に美味しい日本のご当地ビール
雷電カンヌキIPA/オラホビール(長野)
ミ:「雷電カンヌキIPA」…初めて見ますが、パッケージデザインが素敵!めちゃくちゃおしゃれですね。
ホ:初めての出会いは友だちからのお土産だったんだけど、オラホビールはほかの種類のビールも缶がおしゃれで、テンション上がるんだよね。
東御市出身の勝率9割を誇る力士、雷電為右衛門の禁じ手「閂」(かんぬき)をその名に冠したビール。(オラホビール公式HPより)
ミ:デザインと名前は、オラホビールのある長野出身の有名力士から取ったんですね。このカラフルでおしゃれなデザイン、それでいて日本らしさを感じるコンセプトは、外国人のかたへのお土産にあいそうです。
ホ:僕も日本にきたばかりの会社の同僚にビールをすすめるときは、まずはこれを贈ってるけど、すごく人気!せっかくのクラフトビール、見た目も楽しみたいよね。飲むのが楽しみになるのって大事だよね。日本のご当地クラフトビールは可愛いデザインのものも多いから、冷蔵庫に入れておくだけでワクワクするよ。
ミ:冷蔵庫にビールが入っているだけでもテンションが上がるのに、それがまた可愛ければワクワクソワソワしちゃいますね。
ホ:「雷電カンヌキIPA」は、エチゴビールの「FLYING IPA」と同じくIPAのビールで、香りと苦味が特徴的。ちょっと柑橘系、シトラスみたいな香りが気持ちよくて、苦味はありつつ口当たりは柔らか。IPAといえば苦味だけど、これは余韻もしっかりあって、「IPAって美味しいな」としみじみ思う1本だね。
ただ苦いってだけじゃなくてフルーティーな苦味で、香りにもバッチリあってると思う。香りと苦味でいうと重めだけど飲みやすさは軽くて、バランスがとてもいいなと感じるね。
金沢百万石エール ペールエール/白山わくわくビール(石川県)
ミ:おっ!このビールも見たことがあります。東京駅とか、駅ナカで買えますよね。
ホ:東京駅は、実はクラフトビールがかなりそろってるよね。日本人の同僚に教えてもらったんだけど、新幹線で出張するときは駅弁とビールはマストっていうし、それも納得の品ぞろえ!
ミ:駅弁とビール、最強の組み合わせですね。私はそのためだけに、たまに東京駅からグリーン車に乗って旅気分を味わってます。
ホ:それなら、ぜひ次回は「金沢百万石エール ペールエール」を飲んでみて。ペールエールはイギリス発祥の種類で、香りよくスッキリ飲めることが特徴かな。このビールは地元産の六条大麦を使ってるんだって。
ミ:普通のビールは二条大麦を使用してるんですね。金沢は日本酒も有名ですし、水がいいイメージです。
ホ:たしかに、水!水がいいから水なのかな。個人的には水みたいにガバガバ飲めちゃうビール。苦味もコクもあるんだけど主張しすぎないし、優しい香りで心地よくのんびり、お刺身とかつまみながら飲みたい味だね。