WHITE KITTE／東京駅

2013年、旧東京中央郵便局の跡地にオープンしたKITTEは、先鋭的な建築物でありながら、古き良き東京中央郵便局の佇まい踏襲。東京駅周辺施設の代表格のひとつともいえる建物です。

そんなKITTEでは、2019年11月20日から12月25日まで、イルミネーションイベントの「WHITE KITTE」を開催しています。

今年の注目は、1階アトリウムの吹き抜け空間に設置されたクリスマスツリーです。このクリスマスツリー、実は長野県飯田地方の伝統工芸として知られる「飯田水引」を使用しているそう。

紙紐により構成される水引をツリーに使用するというのは、日本でしか見られない斬新なアイデアですね。

引けば引くほど強く結ばれるものが多いことから、「人と人を結び付ける」という意味も持つ水引。このクリスマスツリーは、世界と日本、人と人、心と心を「むすぶ」というまさにKITTEの想いを表現するのにぴったり。

また、J-WAVEが選曲した10曲のクリスマスソングとともに光の演出を楽しむこともできるそう。

 

WATERRAS WINTER ILLUMINATION 2019／秋葉原駅

再開発が進む秋葉原、御茶ノ水エリアは、雑多な空間と洗練された空間とが入り混じる不思議なエリアです。

イルミネーションが開催されている「WATERRAS（ワテラス）」は、JR秋葉原駅から徒歩で約6分ほど。秋葉原駅の電気街口から、中央通りを渡り、これぞ秋葉原という電脳街を抜けて行きます。

その後、左手に見えてくる昌平橋で神田川を渡り、少し歩くと右手に見えてきます。

新御茶ノ水駅に直結する神田淡路町の複合施設「WATERRAS」では、「おもてなしの灯り」をテーマとした上品で温かみのあるイルミネーションが開催されています。

まるで花火のようにも見えるアトリウムガラス面のイルミネーションは、江戸時代より親しまれてきた雪華模様をベースに、ワテラス近隣の老舗呉服店「下九呉服店」がデザイン作成したものだそう。

洋風の感が強いイルミネーションですが、ワテラスのデザインコンセプトである「和」が違和感無く取り入れられていると感じる事ができます。

「WATERRAS」は、イルミネーションの点灯期間が長いことも特徴で、広場に設けられた翼のようなモニュメントも印象的です。

また、山手線沿線ではありませんが、新御茶ノ水駅（東京メトロ千代田線）に直通していることから、雨の日でも気軽にイルミネーションを見に行く事ができるのも嬉しいポイントです。

特別な意味が込められたクリスマスツリーや、その年ごとに趣向が異なるライトアップなど、さまざまなイルミネーションが開催されています。

なかにはクリスマスシーズンをすぎた2月後半まで開催されているイルミネーションもあります。どこのスポットもJR山手線沿線で、比較的アクセスに便利な場所に位置しているので、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

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