日本が誇る絶景のパワースポットへ。美しすぎる全国の「神社」37選
二見興玉神社/三重県伊勢市
伊勢湾の海べりにあり、猿田彦大神を祀っている「二見興玉神社」。神社の前の海にある夫婦岩は、沖合約700mのところにある猿田彦大神ゆかりの霊石「興玉神石」と、日の大神(太陽)を遙拝するための鳥居とされています。
神宮参拝の前に二見浦で禊をして身を清める浜参宮という習わしがあることから、現在もまず二見興玉神社に参拝してから神宮寺へ向かう人が多いようです。
- 二見興玉神社
- 三重県伊勢市二見町江575
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白鬚神社/滋賀県高島市
「白鬚神社」は、琵琶湖のほとりにある神社で、社記によると2000余年前の創建。猿田彦命を祀っています。本殿は1603(慶長8)年に豊臣秀頼の寄進で建立されたもので、国の重要文化財です。桃山時代の特色をよく残しています。
また琵琶湖の中に立っている鳥居があり、社伝・社記によれば古来波打ち際に見え隠れしていたとも、天下変災の予兆として琵琶湖の中から突然現れたともいわれています。
- 白鬚神社
- 滋賀県高島市鵜川215
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貴船神社/京都府京都市
京都の有名パワースポット「貴船神社」。創建年代は不詳ですが、社伝には約1300年前に社殿造替が行われたとあり、水を司る神様を祀っています。
本宮社殿前の石垣からは貴船山の水がご神水として湧き出ていて、いままで一度も枯れたことがないのだとか。
- 貴船神社
- 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
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伏見稲荷大社/京都府京都市
711(和銅4)年に稲荷大神が鎮座したのが始まりとされている「伏見稲荷大社」。本殿は1499(明応8)年再興の豪放なもので重要文化財。楼門は1589(天正17)年に豊臣秀吉が造営したものです。
奥宮から奥社奉拝所への道に並んでいる鳥居は「千本鳥居」と呼ばれ、パワースポットであり絶景スポットでもあります。
- 伏見稲荷大社
- 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
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談山神社/奈良県桜井市
「談山神社」は藤原鎌足を祀った神社で、社名が「談山」なのは、鎌足と中大兄皇子(天智天皇)がこの場所で大化の改新の談合をしたことにちなんだからです。本殿は重要文化財。
1850(嘉永3)年に建て替えたものですが、豪華な様式で知られており、日光東照宮造営の手本となったといわれています。1532(享禄5)年に再建された十三重塔も重要文化財で、神社のシンボルです。また神社がある多武峰は紅葉の名所です。
- 談山神社
- 奈良県桜井市多武峰319
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丹生都比賣神社/和歌山県かつらぎ町
1700年前の創建といわれており、丹生都比売大神を祀っている「丹生都比賣神社」。楼門と本殿は重要文化財で、外鳥居と中鳥居は密教の影響を受けた両部様式です。
外鳥居と中鳥居の間にある鏡池には半円形の輪橋が架かっています。2004(平成16)年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。
- 丹生都比賣神社
- 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
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吉備津神社/岡山県岡山市
「吉備津神社」は、大吉備津彦大神を祀った神社です。本殿と拝殿は1425(応永32)年に再建されたもので国宝。室町時代初期を代表する建築で、比翼入母屋造りの様式です。
また重要文化財の御竈殿では、御釜の鳴り具合によって吉凶を占う鳴釜神事が行われています。この神事は江戸時代に上田秋成が書いた『雨月物語』にも登場します。
- 吉備津神社
- 岡山県岡山市北区吉備津931
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- 詳細記事
- >>>桃太郎伝説が息づいている、岡山市西部の「吉備津神社」
八重垣神社/島根県松江市
スサノオノミコトとその妻クシナダヒメを祀った「八重垣神社」。縁結びの神様として知られていますが、ここでは境内奥の「佐久佐女の森」にある「鏡の池」が占いの場です。
池に占い用紙を浮かべ、その上に10円玉か100円玉を乗せます。それが15分以内に沈むと「縁が早い」、30分以上かかると「縁が遅い」、また近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人と縁があるともされています。
- 八重垣神社
- 島根県松江市佐草町227
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