人気選手が滑り初め!「木下アカデミー京都アイスアリーナ」がオープン
第1部終了後、館内探索してみました!
暖かい場所からの見学も
囲み取材が終了し、第1部は終了。第2部まで時間があったので、館内をひと通り見て回りました。
アリーナには大きな窓が設けられているので、寒いリンクの側まで行かなくても、暖房の利いた2階からリンクの様子を見学することができます。
2階からはこんな感じで見えます。お子さんのレッスン見学などの際にも便利ですよね。
アリーナの入り口側、レンタルシューズスペースにはリンクを映し出すモニターも設置。こちらも暖房が利いていて、近くにドリンクやアイスクリームの自動販売機も設置されているので、休憩しながら中の様子を見ることができます。
平昌オリンピックから拝借!?
リンクの周りのガラス板は、平昌オリンピックの際に使用されたものを譲り受け有効活用しているのだとか。コスト削減のためとはいえ、「羽生結弦選手の金メダル連覇を懸けた決死の演技が披露された、あの舞台に居たのね、あそこで見守っていたのね」なんて思うと感慨深いですよね。
氷は溶かさず、選手の身体は冷やさず
さらに、スケートリンクには珍しい設備を試験的に導入。ぐるぐる回っている大型シーリングファン。「選手の身体が冷えすぎる。なんとかリンクの温度を上げられないか?」という関係者の長年の声に応えようと、暖房器具とファンを併用し、氷は溶かさずに選手の体感温度を保持すべく実証実験を行っているそう。施設管理者曰く「今日は氷が張り立てで温度が低めになっているが、今後はもう少し暖かい状態で温度が保たれる」とのこと。
便利なロッカー発見!
リンクの側にもロッカーが設置。お金を入れてロックした後でも、キーをさせば自由に取り出せるサブスペースのあるロッカーを発見!持ったまま滑るのは嫌なんだけど、ちょこちょこ出し入れしたいモノってありますよね?何気に便利じゃないですか、このロッカー。
レンタルシューズの側には、カーテンの仕切りがついた畳一畳程度の更衣室も。転けまくって服が濡れちゃった〜着替えたい〜…なんてときでも安心ですね。
1階、2階には控え室や貸会議室も。
振り付けの練習ができる鏡張りの部屋も。この日はスタッフ控え室として使用されていたので、美味しそうなお弁当が積み上がっていました(笑)。
2階には、アイスアリーナ完成までの様子が写されたパネルも展示されていました。館内には自動販売機のみで売店や飲食スペースはありませんので、どこかでランチでもという方はご注意を。ちなみに、私とカメラマンはこの日、山城総合運動公園隣にある宇治市植物公園内のおしゃれカフェ「レストラン&ガーデンちょうちょ」でランチをしました♪