日本で食べたあのご飯が忘れられない…外国人が懐かしくなる「おふくろの味」

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2020/04/22

朝ごはんに必ず「納豆」を食べている/イギリス出身

image by:photoAC

「おふくろの味」かどうかは疑問ですが、「好きな日本のおふくろの味は?」と聞いて、イギリス出身のバー経営者である友人は「納豆」を挙げてくれました。

筆者の個人的な印象として、納豆を食べられる外国人は、納豆を食べられる自分を自慢する傾向があり、「納豆を食べられる自分=日本ツウ」という、ひそやかな自負を持っている気がします。

このイギリス人に関しても、障子を自分で張り替えるくらいの日本ツウであり、さらにいえば、自分で納豆をつくるほどの達人です。奥さんは日本人で、朝ご飯には必ずご飯と納豆、みそ汁を食べるとの話。

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「納豆は別にお母さんがつくっている料理ではないので、おふくろの味には入らないかも」と伝えると、「私はインターネットでレシピをチェックして、自分でつくったことがある」との返しがありました。

日本人である筆者は一度も家庭で納豆をつくった経験がなく、むしろ苦手なのでそれほど食べません。なんだか完全に立場が逆転したような気がして、素直に意見を受け入れました。

では、納豆は果たしておふくろの味になるのでしょうか?

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意外にも世界では「納豆=日本のおふくろの味」と解釈されているケースが、ほかにもあると分かりました。

例えば、ネパールの首都カトマンズには、来日経験のないネパール人が営む日本料理食堂「おふくろの味」があります。そこで自作の納豆を出しているとの情報も一部にあります。

店名におふくろの味をつけ、そのメニューのひとつとして納豆を出す場所もあるのですから、納豆は日本の「おふくろの味」と見る外国人が、一定の数だけ存在するみたいですね。


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