日本で食べたあのご飯が忘れられない…外国人が懐かしくなる「おふくろの味」
ジモトを離れて暮らしていると、たまに母や祖母が作った料理を食べたくなることがありますよね。卵焼きや肉じゃが、みそ汁など、無性に恋しくなる「おふくろの味」は、私たちの胃袋を掴んで離しません。
では、日本人にとって慣れ親しんだおふくろの味に対して、外国人はどう感じているのでしょうか?そこで今回は日本に暮らす、あるいは滞在経験のある身近な外国人に「好きな日本のおふくろの味」を聞いてみました。
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お義母さんの「みそ汁」が忘れられない/東欧出身
最初は、日本人と結婚して日本に暮らした経験のある、東欧出身の人の意見から。いまではそのパートナーと別れたものの、現在は日本にも事務所を置く外資系企業勤務のヨーロッパ人男性と再婚して、引き続き日本に暮らしています。その意味で、日本のおふくろの味にも詳しい方です。
「好きな日本のおふくろの味は?」と聞くと、即答で「みそ汁!」という答えが返ってきました。
「好きな具材は?」と聞くと「ワカメと豆腐!」という、みそ汁に入っていると嬉しい具材をあげてくれるなど、模範的な回答もあります。
彼女は最初に結婚していた日本人男性と実家で生活していたため、義母とも一緒に暮らしていたといいます。義母には良くしてもらい、手づくりのコロッケやカレー、肉じゃが、卵焼きなど、一通り本物のおふくろの味を体験しているとの話です。
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どれもとても好きな料理だそうですが、そのなかでも特段にみそ汁がおいしいと感じたらしく、いまでもパンとコーヒーに加えて、インスタントのみそ汁を一緒にスプーンで食べているといいます。
スプーンで食べるという意味では、みそ汁はスープと一緒ですから、動詞は「飲む」の「drink」ではなく、「食べる」の「eat」ですね。
本当は、お湯を沸かしてだしをとり、具材を入れてみそを溶くだけの簡単なレシピだとも知っているみたいですが、ごはんに納豆にインスタントのみそ汁という、日本人顔負けのお手軽な朝ご飯を、現在のパートナーと食べる日もあるみたいですよ。