江戸情緒あふれる、いまもなお美しい日本海の「北前船」寄港地5選
富山湾の岩瀬(富山県)
西回りで考えると、能登半島を越えた先に富山湾があります。その富山湾のちょうど真ん中に富山市があり、富山市の生みの玄関口である岩瀬も、寄港地として大変にぎわった場所です。
現在は地元の酒蔵の名士が先頭に立って、美食のまちとしてブランディングを行い、修景やにぎわいの創出が行われています。
いままで紹介してきた北前船の寄港地や船主集落も美しいのですが、交通アクセスがそれほど優れているとはいえない部分があります。しかし岩瀬は段違いで交通アクセスが優れた場所にあるのです。
まず、岩瀬のある富山市には北陸新幹線の主要な停車駅があります。その停車駅の構内で乗り換えれば、岩瀬にはLRT(次世代型路面電車)が走っています。
このところ、富山市ではまちを大きく分断していた北陸新幹線の線路を潜り抜ける形で、LRTが南北に接続しました。そのLRTの1つの終着駅が岩瀬ですから、観光地としてアクセスも格段に改善したのです。
TRiP EDiTORのでも以前取り上げた酒屋さんを始め、感度の高いレストランなどの飲食店も次々と登場しています。北陸旅行のプログラムのひとつには、岩瀬の散策も入れてみてください。
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