江戸情緒あふれる、いまもなお美しい日本海の「北前船」寄港地5選

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2020/04/17

佐渡島の小木(新潟県)

image by:Shutterstock.com

富山湾を越えて日本海側を新潟へ北上していくと、大きな島が浮かんでいます。佐渡島ですね。佐渡といえば金山、島流しなどいろいろなイメージがあると思いますが、実は北前船の寄港地としても大変な発展を見せた場所でした。

北前船の航路を開拓した河村瑞賢によって、幕府の船が公式に寄港する場所のひとつに佐渡島の港が定められたところから、北前船の寄港地としてのにぎわいも見せ始めたのです。

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佐渡島は面積が857平方キロメートルもあり、日本海最大の島です。その島の南側には小木という港があり、その港が正式な寄港地として選ばれました。

その意味で、北前船の時代の名残を感じたい場合は、佐渡島のなかでも小木には訪れたいものです。小木には現在もフェリーが出ており、新潟県の直江津からマイカーごとフェリーに乗せて移動も可能。離島ですが行くチャンスは誰にでも十分にあるのです。

宿根木の三角家 image by:Shutterstock.com

見どころは、小木港からちょっと内陸に入った、宿根木。この一角には船主や船大工、その人たちの暮らしを支える職人が集まっていました。

なかでも「三角家」といわれる鋭角な角に沿って建てられた三角形の家は、ポスター撮影などにも使われる「映える」スポット。宿根木のランドマーク的な存在でもあるので、カメラを持って撮影に出かけたいですね。

ちなみに小木では、たらい船をこぐ、有名なアクティビティもあり。いろいろな楽しみ方ができますよ。

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