美味しくないのにナゼ食べる?他県民が驚いた、日本全国の不思議な習慣

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2020/06/20

修学旅行先での安否をTVで確認/秋田県

image by:Andy Shih / Shutterstock.com

次は秋田県の変わった文化。秋田出身の知人に聞いたところ「秋田県あるある」と確認が取れました。それがなんと、秋田県では学校の修学旅行の安否情報がテレビコマーシャルで流れるのだとか。

「町立 ○○中学校修学旅行団 日程2日目 各グループ別行動で△△などを楽しんでいます。ご安心ください 提供××」といったように、企業がスポンサードして、地域の住人に役立つ情報を流しているのですね。

この学校に関連した独自の文化・風習はこれだけではありません。

例えば、山陰の多くの学校ではスクール水着がオレンジ色だとか(水着が紺で帽子がオレンジ、両方がオレンジなどの場合も)、滋賀県では琵琶湖の水上でお泊りする宿泊学習があるだとか、ほかの土地ではなかなか見られない伝統が続いている場所は、各地にあります。

image by:photoAC

山陰地方のオレンジ色の水着についてはメーカーによると、ブルーの反対色のため、水中(水深1m)でも生徒の位置を監督者が把握しやすくなるメリットがあるのだとか。

思えばライフセーバーが着用する水着も、赤やオレンジや黄色が主体です。とても理にかなっているのですね。

滋賀県の水上の宿泊学習については、「フローティングスクール」という2日間の船内学習が県内のすべての5年生に課されているようです。

県のシンボルである琵琶湖についての学びを深め、船内生活を通じて、規律ある生活やコミュニケーション能力を高める機会なのだとか。

筆者の暮らす富山県では、子どもたちが県のシンボルである立山に皆で6年生の夏に登山をします。こうした地域性のある教育がらみの文化や伝統は、郷土愛が感じられて素敵ですよね。


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