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暇すぎた女子大生が東北ひとり旅に出たら、いつの間にか人生が大きく変わっていた

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2020/04/25

目的なんてない、やりたいからやる

image by:藤田真奈

東北一周一人旅もいよいよ最終日。宮城県・仙台空港へ向かいます。お世話になった青春18きっぷはここでお役目終了。帰りはちょっと楽して、フライトで帰ることにしたのです。

山形県から仙台空港へ向かう電車のなか、私は悶々と考えていました。ブログやSNSに旅の様子を発信していると、ありとあらゆる人から「何のためにやってるの?」とコメントが。

「何のために…」

そうあえて聞かれると、少し困ります。特に目的なんてなかったんです。“暇だから何かしたい”たったそれだけの、半ば衝動のようなものでしたから。

電車のなかで振り返ってみても、価値観が変わった、視野が広がった、なんてことはないんですよね。特に何かを成し遂げるために旅立ったわけでもなかったんです。

でもさ、それで良いじゃない。私はそう思います。何か行動を起こしたり、やってみたりすることに、必ずしも“確固たる理由”が必要なわけではないと思っています。やりたいから、面白そうだから、楽しそうだから。それで十分なんです。

image by:藤田真奈

全部のアクションに意味づけなんてできないんだから。目的や理由ばかり探して結局何もしないよりは、よほど良いことだと思います。

だから私は、嘲笑を含んだ「目的は?」「何のためにやってるの?」という問いには、「特に何も!」と堂々と答えたのです。

仙台空港から、関西国際空港へ向けて飛行機が加速します。あすからどんな日が待っているんだろう。きっとこれまでと変わらない毎日だろう。


でも、何かが動き出しそうなそんな高揚感に似たようなものを抱いて。飛行機から見下ろした仙台の街が、キラキラと輝いていました。

すべてが繋がり出した、2018年の冬

image by:藤田真奈

理由なんてない、目的なんてない、そんな私の東北一周一人旅が終わってから半年経った2018年2月。大学卒業を間近に控えた私は何をしていたでしょうか?そう、文章を書く仕事をしていました。ライターというお仕事です。

きっかけは、東北一周一人旅で始めたあのブログ。旅が終わってからも文字通り“徒然なるままに”文章を綴っていました。何気ない日常ばかり。でも、ブログを書いていてふと気づいたのです。

image by:藤田真奈

「私、文章を書くことが好きだ」

好きだからやるんです。好きだから仕事にしたいと思っちゃったんです。安直かもしれないけれど、良いじゃないですか。当時、企業への就職を予定していたけれど「やってみたい」には勝てなかったんですよね。

そして大学を卒業後はフリーライターとして独立し、2020年現在も、ライターを続けています。東北一周一人旅があったから、もっというと、あの時暇だったから、いまの私がある。

時に暇は、誰かを遠くに連れて行ってくれる。そして、誰かの人生を変えるのかもしれません。

あたたかいベッドから抜け出すのは、少し億劫なことかもしれない。でもそこを乗り越え、一歩踏み出した先には、新しい人生が待っているかもしれませんよ。

  • image by:藤田真奈
  • ※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
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フリーランスのライター・インタビュアー

大学卒業後、勢いでフリーランスとして独立。ウェブメディアを中心に、インタビューやイベントレポート、小説・エッセイ連載など様々な媒体で執筆、脚本を行っています。小説をエンタメだけでなく情報を伝える手段にするべく、日々奮闘中。
その人や商品、企業の魅力を、私の文章でより多くの方々に伝えたい気持ちを胸に日々活動しています。

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