江戸の町民文化を垣間見る、岐阜の美しき「飛騨高山」まち歩き
スプーンから家具まで!飛騨の匠に触れてみよう
飛騨高山といえば、家具の町としても知られています。豊富な森林に囲まれたこの地では、古くから優れた木工技術を持つ“飛騨の匠”たちが寺院建立や造都の際に腕をふるっていました。
飛騨の家具はそんな匠である伝統技術を受けついで造られる家具で、機能を備えながら日本人のライフスタイルにあったサイズやデザインにファンが絶えません。インテリア好きなら、この機会に飛騨の家具に触れてみるのもおすすめです。
家具のほかにも、町の土産物屋にはしゃもじやスプーン、お椀やお盆をはじめたとしたさまざまな木工品が並びます。サイズも実に豊富なので自分用のお土産にぴったり。
お土産ショッピングにおすすめなのが、さんまち通りのはずれにある「匠館」。飛騨高山の匠の技を活かした木工雑貨をはじめ焼き物や地産の食品がそろい、特に木工雑貨は充実の品ぞろえです。
少々お値段が張るものもありますが、ひとつひとつ手作りされた木のぬくもりや手のひらにしっくりと馴染む質感といい、一生使える木のアイテムであることがわかります。2階は家具のショールームとなり飛騨の家具が並ぶので、お気に入りを選びたい人はぜひ立ち寄って!
- 匠館
- 岐阜県高山市下三之町1-22
- 0577-36-2511
- 定休日:火曜(一部変更有)
- 8:00〜17:00
- 公式サイト
- 臨時休業については公式サイトよりご確認ください。
歴史や文化を学ぶ城下町散策
観光客でごったがえすさんまち通りを離れて高山の町を歩けば、寺院が点在する河岸の風景に出会います。
金森氏によって築かれた高山城跡は公園として整備され、ハイキングコースのようになっているので本丸跡まで歩くことができます。喧騒から離れて野鳥たちの鳴き声を聞きながらしばし自然散策を楽しむのもおすすめ。
高山の町には「高山陣屋」や「吉島家住宅」などたくさんの史跡が点在し、ガラスのコレクションで名高い「飛騨高山美術館」をはじめ美術館や資料館も多数あり、ゆっくり見てまわるならとても1日では無理。
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白川郷や新穂高観光と合わせて飛騨高山のまち歩きを楽しむコースが人気なので、2泊3日くらいでお出かけできると理想的だと思います。美味しいものがいっぱいで買い物も楽しい町なので、友人や恋人、家族との小旅行にぴったりですよ。
- image by:Alexander Vow/Shutterstock.com
- ※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
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