江戸の町民文化を垣間見る、岐阜の美しき「飛騨高山」まち歩き
岐阜県の北に位置する飛騨高山は、北アルプスの霊峰をはじめとする険しい山々に囲まれた山間の城下町。断崖のようにそびえたつ谷山の隙間を抜けると、そこだけポンと浮かび上がったように広がるのが高山盆地で、江戸時代を思わせる町並みが残る飛騨高山は人気の観光地となっています。
そんな飛騨高山は、まち歩きにぴったりなエリア。今回はその魅力をたっぷりご紹介しましょう。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
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そうだ、小京都へ行こう。 飛騨高山をまち歩き
山間の地でありながら古くから開けた飛騨高山は、豊富な森林資源や鉱物資源によって江戸時代には一大経済都市に発展しました。「飛騨の小京都」と呼ばれていたことからも、そのにぎわいぶりが想像できますね。
高山歩きの中心となるのは、古い町並みがそのまま残る“さんまち通り”。狭い道の両側に出格子が張り出した木造建築が並び、江戸時代からの町並みを歩くことができます。
ひしめくように並ぶ土産物屋やレストラン、カフェに混ざり、なかには江戸時代からずっと続いているだろう酒蔵や醤油蔵も軒を連ねますが、観光客の多さからその活気あふれる様子もさながら江戸時代のよう。
きっと江戸時代の高山の町もこんなふうに町人たちでにぎわっていたのでは?と、臨場感あふれるタイムスリップ感を楽しむことができます。
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