やばい!ノリでシちゃったけど…海外の「誕生日」の祝い方

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2021/05/29

小麦粉と卵を投げつける/インドネシア

image by:Syahrial23/Shutterstock.com

続いては、インドネシアの誕生日から。もちろん「インドネシアとは」と、ひとくくりにできない国ではあります。

同国といえば人口がおよそ2億人を超え、国土の面積は日本の約5倍、さらに1万以上の島からなる国です。そのため一口に「インドネシアとは」といっても、当てはまらない人たちもたくさんいるという前提があります。

そんな多種多様な人々が暮らす現地の誕生日には、少し変わった伝統がある様子。

例えば少し前に、3歳の子どもの誕生日を祝う場面で、子どもの頭から卵や小麦粉を盛大にかぶせ、周りの大人たちが大笑いしている動画が出回りました。

イメージです。image by:Arif Budi C/Shutterstock.com

そのことを報じたthe Daily Mailによると、インドネシア各地では子どもが泣くまで、誕生日を悪ふざけして祝う習慣がある様子。

現地では当たり前といわれても、異なる文化圏の人たちはその様子に驚きを隠せませんでした。さらに大人の誕生日になると、

<The birthday person would be thrown with disgusting stuff, or thrown to a dirty pond, it depends how lucky you are.>(Comm 663’s Blogより引用)

とあるように、「誕生日を迎えた人は、気分の悪くなるような物を投げつけられたり、または汚い池に放り込まれたりする。どうなるかは運次第」みたいな状況になるといいます。

もちろん、国民全員が経験するような話ではないみたいで、普通は10代くらいの若者が何度か仕掛けられる手荒い誕生日会の1コマだといいます。

しかし、なかには下水を学校でかけられて、そのぬれた臭い体で家まで帰らなければいけなかった若者もいるのだとか。


誕生日が年2〜3回ある/インドネシア

image by:Arief Akbar/Shutterstock.com

インドネシアの誕生日には、他にもユニークな点があります。例えば誕生日の回数で、インドネシアでは年に2回、人によっては3回、誕生日が来る人もいるのだとか。

その理由には、独自のカレンダーの存在が関係しています。

われわれ日本人にもなじみ深い「太陽暦(グレゴリオ暦)」だけでなく、イスラム教徒の多いインドネシアには、独自のカレンダーである「太陰暦(ヒジュラ暦)」があります。

さらに観光地として世界的に有名なバリ島には、また別の「バリ暦」があります。ヒンドゥー教徒独自のカレンダーで、バリ暦のなかでも「ウク暦」の場合は年間の日数が210日と大きく異なっているのだとか。

こうした背景があるため、1年で誕生日が複数回めぐってくる人も存在するのですね。

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