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やばい!ノリでシちゃったけど…海外の「誕生日」の祝い方

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2021/05/29

誕生日の人の鼻にバターを塗る/アメリカ・カナダ東部

image by:Shutterstock.com

カナダにはThe ICH Blogというのインターネットサイトがあります。さまざまな無形文化財についての情報を発信しているサイトで、そのなかには『Butter on your nose – a slippery birthday tradition』というタイトルの記事が、2012年に公開されています。

誕生日にバターを鼻に塗る伝統について書かれたページで、カナダ人やアメリカ人から「私もこの伝統あった」という投稿が寄せられています。

image by:Shutterstock.com

特にプリンス・エドワード島などカナダの東部、マサチューセッツ州、バージニア州、ニューイングランドなどアメリカ東部の人たちから、思い出を懐かしむ声が寄せられています。

要するに、北米大陸の北部、大西洋側に根強く残る伝統みたいですね。では、なぜ鼻にバターを塗るのでしょうか。

<the butter is meant to help you slide into your new year>(The ICH Blogより引用)

といった意味がある様子。要約すると「ヌルヌルするすべりやすいバターに、新しい1年のすべり出しを助けてくれる」という意味を持たせているのですね。

ただ、体験者によれば、先ほどの卵と同じで、必ずしも嬉しいわけではないみたいです。

ある女性によれば、「誕生日の朝目覚めると鼻にバターがぬられていてひどく不愉快な気持ちになり、父親とケンカした」と、上述のインターネットサイトで本音が明かされています。

image by:EB Adventure Photography/Shutterstock.com

カナダ東部にあるトロント在住で、現地でフードツアーを行う食の専門家Mackenzie Puticiさんに真偽のほどを聞いてみました。

「So I have personally never heard of it, but apparently it is done on the east coast of Canada in the Atlantic provinces. So it’s more of a regional custom. Sounds quirky and fun though.」


ざっくり要約すると、以下のようにコメントしていました。

「私は聞いたことがありませんが、どうやらそれは大西洋の州、カナダの東海岸で行われているようです。かなり地域的な習慣です。でも、ちょっと変わっていて楽しそうですね」

身の回りでは聞かない習慣だといいますが、カナダ東岸のアトランティック州で行われている、地方特有の習慣だと教えてくれました。実在は確かにしているみたいです。

しかも、日本人のみならず、カナダ人にもユニークな習慣に見えるみたいですから、面白いですね。

このように世界にはさまざまな誕生日の祝い方が存在していることがわかります。なかには誕生日の主役である本人が喜ばないケースもあるみたいですが、地域によっては日本とはまったく違う文化が根付いていた様子。

誕生日といえば1年に1度しかやってこない、記念すべき日のひとつ。受け取る気持ちは人それぞれですが、せっかくなら楽しくて良い思い出にしていきたいですね。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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