都心から60分でアメリカへ。埼玉県入間市「ジョンソンタウン」散策

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2020/09/05

ここが、町のあり方や姿を考えるきっかけに

コーナーを曲がるごと、目の前に広がる風景の素敵なことに心躍ります!image by:小林繭

興味深いのが「ジョンソンタウン」のルール。家屋は基本的に賃貸ですが、申請が通れば自由にリノベーションや修繕が可能なんです。

コウモリランやアガベなど個性的な植物でまとめたハイセンスなお庭。image by:小林繭

そのため、どの家もショップも本当にとてもおしゃれで個性豊か。米軍ハウスや平家の魅力に惹かれて集まる人々の感性がそれぞれ思い切り発揮され、町全体にクリエイティビティがあふれている!という感じです。

アメリカの田舎町にありそうな外観がツボ、カフェ「Mellow Food CAFE」image by:小林繭

フォトジェニックな景観からついついおしゃれさばかりに注目が集まりますが、実際に訪ねてみて思ったのは、町としての「ジョンソンタウン」の魅力はむしろその住み心地のよさにあるのではないか、ということ。

緑にあふれ、レジデンスにとって風通しがよく、自由度の高いコミュニティ文化が育つ町、それが「ジョンソンタウン」。子育て層からシニア層まで幅広い層の人々が快適に暮らせる町としても人気を集めると聞いて、思わず納得です。

image by:読者提供

リモートワークがどんどん世の中のデフォルトとなり、働き方が大きく変わる今日この頃、住む町選びにも新たな視点が生まれていますね。

なかには、とある町との出会いが人生のターニングポイントとなる人もいるだろうし、町が単に寝るために帰るベッドタウンだった時代はもう終わったのではないでしょうか。

「ジョンソンタウン」は、本来コミュニティとしての町のあり方や姿を考える、そんなきっかけをくれる存在でもあるように思うのです。

image by:小林繭

「ジョンソンタウン」を訪ねるとき、国道463号の目印となるのはイタリア料理「イルキャンティ・バーゼ」の看板です。車の場合は、国道脇のパーキングスペースを利用してください。

絵本の中に出てきそうな雰囲気のパン屋さん「koigakubo」image by:小林繭

また、463号沿いのパン屋さん「koigakubo」は米粉のパンとジェラートが絶品なので、訪ねたらついでにぜひ立ち寄ってほしいお店です。


  • ジョンソンタウン
  • 埼玉県入間市東町1-6-1
  • 入間市
  • 公式サイト
  • image by:小林繭
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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