え、それHな言葉…?つい誤解しちゃいそうな日本全国の面白い「方言」たち

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2020/10/21

全国で伝わる方言には、実にいろんな言葉がありますよね。なかには上京するまで標準語だと思っていた方言もあるのではないでしょうか。

高知出身の筆者は、学生時代にふとでた「のうがわるい」という方言に驚かれたことがあります。

ちなみに標準語でいうところの「使い勝手が悪い」や「状態が悪い」という意味なのですが、この方言を知らない人からするとギョッとして違う意味だと思ってしまったのだとか。

このように方言は都道府県、または地域によって通じなかったり、誤解されるような意味でとらえられたりすることってありますよね。

そこで今回は、TRiP EDiTOR編集部で募集したアンケートに寄せられたさまざまな地域の方言について調査。

みなさんのジモトにはどんな方言が隠されているのか、早速ご紹介していきます。

じょっぴんかる、かっぺる/北海道・東北エリアなど

image by:Shutterstock.com(編集部)

じょっぴんかる/北海道

意味:鍵をかける

じょっぴん」または「じょっぺん」は北海道で「鍵」を意味する方言です。

鍵をかけるときは「じょっぴんかる」といいますが、鍵という言葉が連想できないほど特徴的な方言に聞こえますね。


北海道だけでなく一部の東北地方でも使われている方言なのだとか。

かっちゃく/北海道

意味:ひっかく

標準語の「ひっかく」は北海道で「かっちゃく」といいます。背中がかゆいとき、猫を抱っこしてひっかかれたときになどに使う方言ですが、道東エリアではあまり使われていないそう。

どってん/青森県

意味:びっくりする

「びっくり」したときに青森県民が使うのが「どってん」です。人が驚いたときに「動転する」ことから由来しているとされています。青森県だけでなく、秋田県や北海道でも使われている方言みたいですよ。

かっぺる/福島県

意味:おちる、すべらせる

かっぺる」とは、福島県の相馬市などで「おちる」や「すべる」という意味をもつ方言です。あやまって足を滑らせたときや、水溜りに足を突っ込んでしまったときなどに使うそうです。

ちなみに同じ意味を持つ「つっぺる」という方言は、福島県だけでなく栃木県でも使われています。

だいじ/茨城県

意味:大丈夫

茨城県では、よく「だいじ」という方言が使われています。これは「大事にする」ではなく、「大丈夫」という意味です。

なんだか略語みたいですが、茨城県民がもっとも標準語だと勘違いしている言葉のひとつともいわれています。ちなみに「大丈夫?」と聞くときは「だいじげ?」と使うそう。

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