ご飯ちゃんと食べよる?オカンが送ってくれたご当地仕送りアイテム【全国版】

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2020/11/11

大野のり、干しわかめ/徳島県

イメージです。image by:photoAC

徳島県民の食卓には欠かせない「大野のり」は、磯の香り豊かな味付け海苔です。海苔の生産で有名な有明海のなかでも、上質なものだけを厳選して素材に使用しているのだとか。

「なんともいえない甘さを感じさせる、板状の味付け海苔です」(徳島県出身)

image by:photoAC

無数の渦潮が発生する鳴門海峡でもまれてたくましく育った鳴門わかめの「干しわかめ」。歯切れのよい食感は、お味噌汁やおうどんの具材としてはもちろん、水で戻したわかめにすだちポン酢をかけてサラダとしても食べられます。

コシと風味があるからこそ、そのままの味を楽しむことができるのですね。

「干しわかめ(鳴門)」(徳島県出身)

タルト、坊ちゃん団子/愛媛県

image by:photoAC

愛媛県を代表する和菓子のひとつ「タルト」は、一般的な焼き菓子のタルトではなく、スポンジ生地に餡がロール状に巻かれているのが特徴です。

その歴史はかなり古く、なんと江戸時代から続く和菓子なのだとか。県内には「六時屋」や「一六本舗」、「ハタダ」などのメーカーがあります。

image by:photoAC

また、タルトと並ぶほど有名な和菓子が「坊ちゃん団子」です。抹茶、卵、小豆の団子を串にさしたもので、かの有名な夏目漱石の小説『坊ちゃん』のなかにも登場します。

「六時屋のタルトはしっとり感が良い。巴堂の大きな団子は餡がおいしく大きく満足感がある」(愛媛県松山市出身)


梅ヶ枝餅/福岡県

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梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は、福岡県の太宰府市で販売されている餅菓子です。薄いお餅の生地で小豆餡をくるんだもので、梅の刻印が入っています。かつて菅原道真の好物だったとされているほど、長い歴史を誇るジモトのソウルフードです。

「菅原道真が食べた」(福岡県出身)


クルス/長崎県

image by:PR TIMES

長崎銘菓として知られる「クルス」。パリッとした生地にホワイトチョコレートがサンドされており、一度食べると止まらないほど病みつきになる食感のお菓子です。

ホワイトチョコレートだけでなく、コーヒー味やイチゴ味なども販売されています。ちなみにこの「クルス」とはポルトガル語で「十字架」を意味するのだとか。

「小さいころ、市販のお菓子よりおみやげ物(カステラ、クルス、長崎物語、九十九島せんぺい…)を食べていた記憶があります」(長崎県出身)

サーターアンダギー、ちんすこう/沖縄県

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サーターアンダーギー」は沖縄県の揚げ菓子です。丸い揚げドーナツのような味わいで、縁起の良いお菓子といわれているため、結婚式などでも振舞われることがあるそうですよ。

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そして「ちんすこう」といえば、サーターアンダーギーにならぶ沖縄を代表する焼き菓子です。古くは琉球王朝時代から親しまれている伝統的なお菓子で、現在ではバリエーション豊富な味わいのちんすこうが販売されています。

「ちんすこうは新垣に限ります!」(沖縄県出身)

今回は全国津々浦々「オカンの手土産」についてご紹介してきましたが、全国的に定番のお土産として知られたものや、なかには知られざる隠れ銘菓まで、個性豊かなアイテムがたくさんありましたね。

そしてなんといっても地域ごとの特色と魅力がたっぷり詰まったオカンの手土産。いつか誰かのジモトを訪れたときは、みんなの「仕送りBOX」のことを思い出してみてくださいね。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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