ピンク色に染まる春景色。鳥取県に咲き誇る絶景の「桜の名所」3選
暖かな陽気の日が増え、いよいよ春を迎えている今日このごろ。桜が見ごろの季節へと向かいますが、北は日本海、南は中国山地という大自然に恵まれた鳥取県には非常に多くの「桜の名所」があることをご存じでしょうか。
鮮やかな四季の移り変わりが美しい鳥取県の春は、見事な桜がなくては始まりません。県内各地に点在する桜の絶景から、咲き誇る花とともに名所が楽しめる厳選スポット3選をご紹介します。
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かつての栄華を思わせる城跡や国鉄跡。鳥取の歴史風景を彩る盛大な桜たち
若桜鉄道 若桜駅
鳥取県八頭郡の若桜町というロケーションや名称にたっぷりと「桜」の文字が躍る「若桜鉄道 若桜駅」。
まさに桜だらけの名スポットといえるこの場所では、桜とともに国鉄の時代から現存する駅舎やプラットフォームに出会うことができます。
若桜鉄道は旧国鉄・若桜線を引き継いだ路線であり、若桜駅はその終着駅。保存されてきた建造物は、2008年に国の登録有形文化財に指定されました。
かつて走っていたSLの特別走行が行われるときには、桜とコラボレーションした姿が日本人の琴線に触れる絶景を生み出します。
2020年に90周年を迎えた若桜駅。春を迎えると、県内屈指のお花見スポットとして多くのかたが訪れます。お花見だけでなく鉄道ファンにとっても胸が熱くなる、古き良き日本の光景に出会うことができる名所です。
- 若桜鉄道 若桜駅
- 鳥取県八頭郡若桜町若桜345-2
- JR「鳥取駅」から若桜鉄道で約1時間
鹿野城
群雄割拠の戦国時代、1581年に戦国大名・亀井茲矩の居城として君臨した「鹿野城(しかのじょう)」。
現在も石垣や内堀・外堀が残り、壮大な城を想像させる場所となっており、城跡を整備した「鹿野城跡公園」内に、およそ500本ものソメイヨシノが植えられています。
鹿野町にはいまも城下町としての面影が色濃く残り、城址公園とともに桜の名所として大人気。見ごろの時期には「鹿野さくら祭り」が開催され、立ち並ぶ屋台や、提灯で華やかにライトアップされる光景が大人気です。
晴れた日には日本海まで見渡せる天守閣跡が感動を呼ぶ日中や、水をたたえる透き通ったお堀の湖面が夜桜を映し出す夜など、昼夜を問わず絶景に出会うことができます。
戦国時代のお殿様による精魂を込めた町づくりが感じられる、地元のかたにも愛される桜の名所です。
- 鹿野城
- 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野
- JR「鳥取駅」から車で約30分
米子城跡
鳥取県米子市において、周辺エリアでも屈指の桜の名所として君臨している「米子城(よなごじょう)跡」。1470年ごろの築城といわれ、標高90mほどの高さから、大山をバックに雄大な街並みを360度の大パノラマで眺めることができます。
遊歩道のある「湊山公園」には、約500本にのぼるソメイヨシノが植樹され、一斉に咲き乱れる見ごろの時期には、城跡とともに圧巻の光景に。
100個以上のぼんぼりが夜桜を照らす「桜まつり」には、幻想的な光のなかへ多くのかたが詰めかけています。
湊山公園から臨む中海は夕日がとりわけ美しいことでも知られ、かつては「錦海」と呼ばれたほどの絶景にも出会えます。ロマンチックな光景はデートにもぴったりで、老若男女問わず、地元の方の憩いの場として愛されているスポットです。
- 米子城跡
- 鳥取県米子市久米町
- JR「米子駅」より車で約5分
壮麗に咲き誇る桜はもちろんのこと、紡いできた歴史に想いを馳せることができる鳥取県の桜スポットたち。盛り上がりを見せる桜まつりの時期を目指して、お近くの方は桜へ出会うお散歩を計画してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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