宇治神社・宇治上神社「兎の御朱印」を求めて

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2021/03/10

現存する神社建築最古の本殿!世界遺産・宇治上神社

宇治神社から続く道を歩いていくと赤い鳥居が見えてきます。こちらは世界遺産の宇治上神社。宇治上神社は明治時代までは隣接する宇治神社と二社一体で、それぞれに離宮上社、離宮下社と呼ばれていました。

こじんまりとしていますが、仏徳山の清閑な森に佇む姿はとても神秘的です。

ご祭神は菟道稚郎子命(主祭神)、父君の応神天皇、兄君の仁徳天皇の3柱をお祀りしています。それぞれに、学問の神様、勝負運、病気平癒、悪運を切り、良縁を結ぶなどのご利益があるとされ、ご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。

入ってすぐ正面に国宝の拝殿があります。建保3(1215)年に創建されたと伝わるものです。

拝殿の後ろには、本殿が鎮座(写真下)。こちらも国宝に指定。康平3(1060)年創建と、木材の年輪から測定されています。現存する神社建築では最古とされるのがこちらの本殿です。大きな覆屋で守られています。

中をのぞいてみると、3つの小さな社殿が並んでいることがわかります。左右の社殿が大きく中央の社殿が小さい。すべて形状が違っているのも興味深いところ。現地で確認してみてくださいね。

向かって右が菟道稚郎子命(主祭神)、中央に父君の応神天皇、向かって左に兄君の仁徳天皇をお祀りしています。

宇治七名水、現存する唯一の「桐原水」

宇治七名水のひとつで唯一現存する「桐原水(きりはらすい)」が今もなお湧き出ています。参拝者が手を清めるために手水として使われています。

年間28種類の御朱印を授与!宇治上神社の授与品ご紹介

宇治上神社といえば、季節を通じて多彩な御朱印が有名です。年間通じて28種類もあります。金色の文字が純白の和紙に映える冬限定の御朱印、「雪うさぎ」朱印は500円。書置きのみ。うさぎの毛並みを感じるユニークな御朱印です。


純白と淡杏色、2種類。落款(らっかん)などに使われている本物の印泥を使っているため、印影が鮮やかで鮮明です!

金、水色、ピンク、黄色、白のうさぎおみくじ300円。中におみくじが入っています。こちらはまっすぐ前を向いたうさぎさんになっています。

御守りは左から時計回りに、縁結守500円、学業成就お守り500円、安産守500円。こちらもすべてうさぎをモチーフにしたデザインになっています。

いかがでしたでしょうか。宇治の語源にも関わる歴史ゆかしい宇治神社と宇治上神社。風光明媚な宇治は、さすが平安貴族のリゾート地!本当に癒されます。

コロナが落ち着いたらぜひとも両社を巡って多大なるご利益をゲットしてくださいね。

■■INFORMATION■■

宇治上神社
0774-21-4634
京都府宇治市宇治山田59
9:00~16:30
京阪「宇治駅」から徒歩5分、JR「宇治駅」から徒歩10分

  • source:KYOTO SIDE
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