日本のレトロな絶景へ。ノスタルジックに浸る、東北地方の「景勝地」12選

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2021/07/05

増田の町並み/秋田県

image by:photoAC

秋田県横手市にある「増田町」も重要伝統的建造物群保存地区に指定されたレトロな地区です。CM撮影にも使われたことのある美しい街並みは、明治時代に商人の町として栄えた名残を強く感じさせます。

歴史地区には多くの蔵や商人の住宅が残され、現在はいくつかが内部の見学も可能です。

ただし、見学できる住宅は限られているので、増田の町並み案内所「ほたる」で確認しましょう。この「ほたる」自体も敷地内に古い蔵を所有しており、外観の見学が可能です。

豪雪地帯の増田は珍しい「内蔵」のある住宅も。この地方独特の建築物と昔の人々の知恵に触れる面白い旅になりますよ。

北ノ又集落/秋田県

image by:PIXTA

東北を訪れて日本の原風景を見たいかたにとてもおすすめなのが、秋田県南秋田郡にある「北ノ又集落」。

山の麓にある緑に囲まれた小さな集落は目の覚めるような美しさ。田園のなかに茅葺き屋根の住宅が4棟並ぶ、小さな小さな集落です。

5つの住宅のうち4つが茅葺屋根の住宅で、その中のひとつが観光施設として公開されています。

大きな梁を持つ古い住宅は利便性を考え納屋と居間の機能を兼ね備えた造りが特徴的。昔の人々がどのように生活をしていたのかを学べるとても良い場所ですよ。

盛岡市/岩手県

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岩手県は県庁所在地である盛岡市がレトロな雰囲気を持つ特別な街です。


とくに「盛岡市」はあちこちに昭和レトロを感じさせる建築物や通りなどが多く点在しており、目的を決めずにぶらぶらと街歩きをするだけでもノスタルジックな雰囲気を感じられます。

華やかな赤色の外観が特徴の「岩手銀行赤レンガ館」、保存建造物に指定されている建築物の残る「紺屋町」、寺院や神社が並ぶ「寺町通り」など見どころがたくさん。

宮沢賢治の出生地である岩手県では、宮沢賢治にちなんだ資料館や施設も数多く見られます。盛岡を訪れると、昭和がオシャレで素敵な時代だったんだと感じることができますよ。


三内丸山遺跡/青森県

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最後にご紹介するのが青森県青森市にある「三内丸山遺跡」です。

昭和、大正、明治時代のスポットは数多く残されていますが、三内丸山遺跡はさらにずっと前の縄文時代の集落跡。たくさんの出土品や集落跡が見つかり、特別史跡に指定されています。

施設内には縄文時代の住居や建築物などが再現されており、はるか昔の時代へとタイムトリップ気分を味わうことができますよ。日本最大級の遺跡跡で縄文時代へと出かけてみてはいかがでしょうか。

今回は東北地方の景勝地や名勝、レトロスポットなどなど、歴史を感じることのできるお出かけスポットを12カ所ご紹介しました。

日本には受け継がれてきた伝統と文化を守り続ける場所がとても多く残されています。

過去の日本を探して、ゆったりのんびりとした時間を過ごすのもまた旅のひとつです。関東地方からも訪れやすい、東北地方の魅力をたっぷり味わってみてはいかがでしょうか。

  • image by:lydiarei/Shutterstock.com
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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