姫路城とあわせて訪れたい。西の比叡山「書寫山圓教寺」で癒しの旅を

Array
2021/11/15

名作のロケ地にもなっている!

image by:Shutterstock.com

古き良き日本の静けさ、美しさをそのまま残しているため数々の映画やドラマのロケ地としても知られています。静けさのなかに凛とした強さも兼ね備えた風景は、映像や写真を通してでもしっかりと伝わりますが、やはり本物の迫力には敵いません。

ロケ地としてよく使われるのが、摩尼殿から少し先に進んでいった3つのお堂です。合わせて「三之堂(みつのどう)」と呼ばれるこれらの建築は「大講堂」「食堂(じきどう)」「常行堂」でコの字型に並んでいます。

大河ドラマ『軍師官兵衛』や映画『ラストサムライ』などに登場する風景をぜひ楽しんでくださいね。

もちろんこの場所、歴史的にも重要な役割を果たしています。あの豊臣秀吉が毛利攻めを行う際の本陣は大講堂を登った少し先。いまも「秀吉本陣跡」として残されています。自然もそのまま残っているので、豊臣秀吉が見たであろう風景と同じものが見られますよ。

写経体験や修行体験も!

image by:Usa.Pin/Shutterstock.com ※イメージです。

お寺で心を落ち着かせたい、リフレッシュしたいというかたは、圓教寺での写経体験や座禅体験、一日修行体験などに参加してみてはいかがでしょうか。

圓教寺ではこのように宗教の世界触れる体験を随時行っています。

  • ・写経体験(随時/1時間程度/般若心経1,000円)
  • ・座禅体験(毎日14時/1時間程度/1,000円)
  • ・一日修行体験(月1回/10:00から/5,000円)
  • ・健康道場(1泊2日の修行体験/月1回/12,000円)

気軽に参加できる写経体験、座禅体験は特に人気を集めていますよ。

せっかくお寺を訪れるのですから、心をリフレッシュする体験もとてもおすすめです。基本的には予約が必要ですので、予めスケジュールを決めておきましょう。

「圓教寺」へのアクセスは?

image by:Mirko Kuzmanovic/Shutterstock.com

山の中腹にある圓教寺へのアクセスは登山も可能ですが、ロープウェイを使うのが便利です。ロープウェイ乗り場までは姫路駅からバスが発着しているのでそちらを利用しましょう。


バス乗り場はJR「姫路駅」の北口を出てすぐのバスターミナル「10番乗り場」です。「書写山ロープウェイ行」と表示してあるのですぐに分かりますよ。

姫路駅からの往復バスと「書写山ロープウェイ」がセットになったチケットも販売されており、こちらは別々で購入するよりもお得な1,420円。個別で購入する場合、ロープウェイ乗り場へのバスは片道280円、ロープウェイは往復1,000円です。

バスは1時間に3本ほど運行しており、片道約30分ほどでロープウェイ乗り場に到着します。

実際にロープウェイに乗ってみると、大きなガラス窓が特徴で、緑豊かな山の中へと進んでいく様子が臨場感たっぷりにみることができます。

ロープウェイにはガイドさんがおり、上りは書写山圓教寺の歴史や参拝のポイントを、下りは姫路市内の観光案内などをしてくれます。4分間という短い時間ではありますが姫路市内を見渡すことのできるロープウェイ車内も楽しく過ごすことができますよ。

今回は姫路市にある「書寫山圓教寺」をご紹介しました。新型コロナウイルスの大流行、長く続いたストレスフルな外出自粛などで心が疲れてしまったと感じるかたは多いでしょう。そんなときには圓教寺のような落ち着いて散策が楽しめる名所を訪れてみませんか。

美しいもの、歴史の深いものを目にすることは心の栄養になります。圓教寺で心穏やかに一日を過ごせば、きっと明日からの活力にもなるはずですよ。

  • image by:Red Pagoda/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
いま読まれてます

元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
姫路城とあわせて訪れたい。西の比叡山「書寫山圓教寺」で癒しの旅を
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます