美味しいかも、だけど…外国人がありえないと思った「日本食」ってなに?
頭の部分が残っていると苦手かも…
また、生きていようがなかろうが、生き物の頭部分が残っていたり、姿そのものの状態で食卓に運ばれてくるのがダメ…という声も多く挙がりました。
「チェコではエビを頭まで食べないので、日本の天ぷら屋で頭まで天ぷらにされていることに驚きました。はじめはなにかのジョークかと思ってしまったほど。正直いって母国では、エビの頭は虫の頭と同じってイメージなんです」(チェコ共和国出身)
「小さいイカが丸ごと乗った寿司を食べたとき、噛んだ瞬間に口の中でイカの目が飛び出した感覚があってびっくりしました。それから頭とか目とかが残った状態のものを食べられなくなっちゃった…」(アメリカ出身)
確かに、新鮮な海鮮が口の中で動いたりすると驚いてしまいますよね。このように海鮮類は「食べ方」などによって、苦手と思うケースがある様子。
しかし、先ほどのエビの頭のように、そもそも母国で食べない食材だからこそ、日本で食べることに驚いたというグルメも少なくありませんでした。
納豆はやっぱり苦手…/インドネシア出身
外国人が苦手な日本の食材といえば、やはり「納豆」の話題が欠かせません。今回のアンケートでも苦手な方々の意見がたくさん集まりました。
「こんなにニオイが強烈なものを食べるの…と驚きました。あのネバネバといい、いつまでも慣れない食材です。近所のおじさんは毎朝食べているようですが、やはり自分には合わないと思ってしまいました」(インドネシア出身)
流しそうめんは衛生面が心配…/ラトビア出身
日本の夏の風物詩といえば「流しそうめん」が不可欠。しかし、水の中を流れるそうめんめがけてお箸をつつく様子に「衛生的に大丈夫なの?」と心配する声も。
「大勢の人たちの箸で触れた麺が、衛生的に問題ないのか不安になってしまいました…」(ラトビア出身)
現在は新型コロナウイルス対策として、実施している店舗によっては、「未使用の箸で麺を掴み、すべての麺を流し終わってから食べる」などの対策が成されているそうですよ。