美味しいかも、だけど…外国人がありえないと思った「日本食」ってなに?

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2021/10/16

母国では食べないけど、日本では食べるの!?

海外で食べることを避けられたり禁じられたりしていても、日本では普通に食べられる食材があります。そのため母国との食文化の違いに驚いたかたもいるようです。

タコ/フィリピン出身

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タコはそのグロテスクな見た目から、母国では食べられていません。いまではあまり聞きませんが、昔は『デビルフィッシュ』なんて呼ばれていたみたいです」(フィリピン出身)

タコを食べない国は、フィリピンだけではありません。むしろ食べる国の方が少ないそうで、日本のほかには、お隣の韓国、イタリアやスペインなど。最近では浸透しつつあるようですが、まだまだ海産物のなかではマイナーな存在のようです。

クジラ・イルカ/イタリア出身、アメリカ出身

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「国際的に捕獲が禁止されているクジライルカの料理は食べる文化がないですね…」(イタリア出身)

「居酒屋で、クジラの肉を唐揚げにしていることにとても驚きました。西洋ではクジラは穏やかで、ほとんど聖なる動物扱いなので、食べる文化はありません」(アメリカ出身)

水産庁によると、日本では鯨に悪影響を与えないよう科学的手法により「捕獲頭数」を算出しており、その頭数の範囲内で捕鯨を行なっているそう。

「日本は、資源が豊富なクジラの種・系群を枯渇させることなく持続的に利用することを基本方針としており、シロナガスクジラのように個体数の少ない種類については積極的に保護に取り組んでいます」(水産庁公式サイトより)

生卵/タイ出身

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生卵を食べてお腹を壊さないか不安を感じる一方、実際に食べてみたらそれ以上にぐちゃぐちゃのねっとりした食感がダメだった。日本人の友だちがカレーライスの上で生卵を割って、混ぜて食べていたのはビジュアル的にもショックでしたね…。」(タイ出身)

生卵には細菌や寄生虫がいる可能性が高く、食中毒のリスクがあることから、ほとんどの国で生食が禁じられています。

日本は徹底された衛生管理のもと生で食べられる品質を保っていますが、それでも外国人は生のまま食べることに抵抗があるようです。


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