都内で阿蘇グルメを大満喫。バーで地酒も楽しめるアンテナショップ「銀座熊本館」
甚大な被害を受けた「熊本地震」。5年が経過し、2020年8月にはJR豊肥本線が全線運転再開、10月に国道57号の復旧と開通、そして2021年3月には新阿蘇大橋が開通するなど、阿蘇エリアが再び脚光を浴びています。
今回ご紹介するのは、都内で気軽に阿蘇グルメに出会うことができる銀座のアンテナショップ「銀座熊本館」です。およそ1,500アイテムがそろうなかから、熊本の大自然が育む絶品の「阿蘇グルメ」7選をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
おいしいものが詰まった阿蘇グルメ!
あか牛 焼肉用/1,000円(税込)
韓牛を起源に持ち、「熊本系」と「高知系」に分かれて進化した極上の和牛「あか牛」。熊本系に属する本品は、阿蘇や矢部、球磨エリアの在来種とシンメンタール種を交配改良し、固有種として1944(昭和19)年に和牛登録が行われました。
非常に柔らかい赤身に脂肪がほど良く散りばめられ、和牛のなかでもヘルシーなあか牛は、老若男女問わず食べやすいのも魅力。タウリンが豊富に含まれているため肝機能改善や血圧降下にも効能がある「健康ビーフ」です。
阿蘇本漬けたかな/367円(税込)
阿蘇地方の伝統野菜である高菜を旨味たっぷりに仕上げた「阿蘇本漬けたかな」。ひとつひとつが手作業によって丁寧に収穫された阿蘇の高菜のみを使用し、半年から1年もの時間をかけて熟成を行ったこだわりの一品です。
火山灰によって作られた大地の栄養分を吸収しながら、冬の寒さ厳しい時期を乗り越えて育つ阿蘇の高菜は、濃厚なおいしさが特徴。独特な辛みもあり、小ぶりながら旨味の凝縮された高菜を、漬け込むことでワンランク上の味わいへと進化させています。
阿蘇ものがたりトマトケチャップ/730円(税込)
阿蘇で育った真っ赤な完熟トマトがたっぷりと使われている「阿蘇ものがたりトマトケチャップ」。食品添加物を使用せず、精神安定作用を持つギャバも含まれた健康食品でもあり、約3万5,000kgのトマトで年間3万5,000本もの生産が行われている、大人気の一品です。
旨み成分のグルタミン酸が効いたケチャップは、そのおいしさで「熊本県農産物加工食品コンクール」の金賞を受賞したほど。トマトの持つ本来の旨味を引き出す「素材を活かす製法」で作られている、絶品のケチャップです。
大吟醸れいざん/4,400円(税込)
阿蘇五岳のひとつに数えられる「根子岳」の南側に位置し、1860年に建造された重厚な蔵を持つ老舗酒造「山村酒造」を代表する「大吟醸れいざん」。阿蘇の酒米「山田錦」を40%まで磨き、阿蘇の伏流水で作り上げる大吟醸です。
ネーミングの由来である「霊山」という別称を持つ阿蘇山が思い浮かぶような、キリッと爽やかな辛口の飲み心地と、華やかな香りがたまらない逸品。フルーティーさも併せ持ち、料理を一層引き立たせる日本酒です。
トマトソース煮込み手作りあか牛ハンバーグ/619円(税込)
1955(昭和30)年に創業された阿蘇の老舗精肉店「阿蘇とり宮」が、名産和牛の「あか牛」で作り上げた「トマトソース煮込みあか牛ハンバーグ」。包丁1本を手に自転車で鶏肉販売を開始した先代の熱い思いを伝承した、絶品お惣菜をそろえる阿蘇とり宮の名物です。
肉汁たっぷりのジューシーなハンバーグと、阿蘇産トマトの酸味が完璧なハーモニーを織り成す一品です。銀座熊本館の2階に併設された「ASOBI・Bar」でも味わうことができます。
阿蘇のだんご汁/158円(税込)
古くから阿蘇で愛され続けている「だご汁」。「だご」は阿蘇の方言で「だんご」を指し、小麦粉を練り上げて作る平たい麺状のだんごと、野菜をたっぷりと合わせた味噌仕立ての郷土料理です。
出汁の味わいをしっかりと効かせた本品は、好きな野菜を加えるだけでだんご汁が完成。お手軽に阿蘇の味を堪能することができる一品です。こちらも「ASOBI・Bar」メニューにラインアップされているため、味わってからお土産に購入するのもおすすめです。
ASO MILK/260円(税込)
真っ赤な直線が印象的なパッケージの「ASO MILK」は、阿蘇の大自然でのびのびと育った牛たちから採れた極上の牛乳。低温殺菌を長時間に渡って施し、絞りたてに感じるような甘みは絶品です。
「国際味覚審査機構」で最高峰となる三ツ星も受賞したほどのおいしさを持つこだわり牛乳で、店舗への入荷は月1回の「乳製品の日」のみという貴重なもの。阿蘇の地下水を飲み、阿蘇の牧草を食べて成長した牛たちの恩恵を感じる一品です。
雄大な阿蘇山を中心にした、熊本の絶景が浮かんでくるような絶品グルメの数々がそろう銀座熊本館。現地へ足を運ぶ日を楽しみに、食卓から気軽な「阿蘇旅行」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 銀座熊本館
- 東京都中央区銀座5丁目3-16
- 公式サイト