日本人は本当の「クリスマス」を知らなかった!?海外の意外な習慣【ツリーにピクルス】
クリスマスツリーにピクルスを飾る/ドイツ
クリスマスツリーには何を飾りますか?木のてっぺんには星を飾り、球体のオーナメントを下げたり電飾を巻き付けたりするのが一般的だと思いますが、ドイツではちょっと変わったオーナメントをぶら下げます。
そもそもクリスマスツリーに何かを(ガラス玉など)飾る習慣はドイツで始まったといわれています。ドイツのラウシャというガラスの産地で、19世紀に一般化してきたクリスマスツリーのオーナメントとして、ガラス球の生産がスタート。
その軽さと輝きが瞬く間に見本市やクリスマス市で人気となり、ドイツ系移民によってアメリカにもたらされて、世界的なスタンダードになったそう。
そのクリスマスオーナメント発祥の地であるドイツではさまざまな飾りをぶら下げるようで、常にトップの飾りとしてピクルスが選ばれるみたいですね。
いろいろと飾り付けした仕上げとしてツリーのどこかにピクルスのオーナメントを隠して、クリスマスの朝、最初に発見した子どもに各種の特権が与えられるそう。例えばプレゼントを追加でもらえたり、プレゼントの包みを最初に開ける権利が与えられたり。
このピクルスをぶら下げる伝統の起源は、ピクルスのたるに閉じ込められていた2人の男の子をサンタクロースが助けたという伝説から来ているそうです。
この習慣に関しては、日本でもちょっと流行しそうじゃないですか?
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