お土産にもインテリアにも最適!全国のかわいい「郷土玩具」ランキング

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2022/01/23

昔から、日本の至るところで愛されている「郷土玩具」。子どもたちの楽しむおもちゃとして生まれ、贈り物やお土産品へ進化したりと、土地の文化を反映した姿形をそのままに脈々と受け継がれています。

今回は、伝統工芸品でもあるそんな郷土玩具たちのなかから、みんなでつくる地域応援サイトの生活ガイド.comが発表した「お家に飾りたい郷土玩具ランキング」をご紹介します。「おうち時間」が増えている現在、インテリアを華やかにしてくれる愛らしい姿に、改めて注目してみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

土地の文化や歴史を反映した伝統の逸品たち

第5位 金魚提灯/山口県

image by:PR TIMES

5位にランクインしたのは、約150年前に誕生したといわれる山口県を代表する郷土民芸品「金魚提灯」。幕末の柳井市で「柳井津金屋」を営む商人の熊谷林三郎氏が伝統織物「柳井縞」の染料を使用して作り上げました。

現地ではこの金魚提灯を軒先にズラリと吊るす光景が夏の風物詩となっており、鮮やかな紅白の金魚がユラユラと泳ぐように揺れる姿は風情たっぷり。暗くなり、明りを灯すとさらに雰囲気がアップし、日本の夏を彩る存在として愛されています。

パッチリと開いた黒目が金魚らしい顔立ちも人気の秘訣で「この顔が一度見たら忘れられない感じで楽しい」(40代女性)、「かわいい!吊るしてふわふわ揺れると癒される」(30代女性)といった声が寄せられています。

第5位(同点) さるぼぼ/岐阜県

image by:PR TIMES

同点で5位にランクインしたのは、岐阜県の飛騨地方を中心に人気を博している郷土民芸品の「さるぼぼ」。約1200年前に中国から伝来した人形が原型といわれ、奈良時代の貴族たちが安産のお守りとして愛用していました。

飛騨弁で「赤ちゃん」を意味する「ぼぼ」を用いた名称は、その姿形がサルの赤ちゃんにも見えることから付けられたとのこと。江戸時代には庶民たちも手にするようになり、天然痘が蔓延したのを機に、赤い布地が用いられるようになりました。

「猿」という漢字の読み方が「エン」「サル」の2通りあることから、良縁や無病息災のお守りとして現在も人気の一品。思い出の品としてお土産にするかたも多く、携帯ストラップなどさまざまな商品が展開されています。

第4位 鳩笛/青森県

image by:PR TIMES

暖かみのある質感と「ホー」という柔らかな音色でおなじみの青森県の郷土玩具「鳩笛」が4位にランクイン。その始まりは、閑散期となる冬季に凍ってしまう粘土を使用する目的として、当時の津軽藩主が子どもに向けた玩具を作らせたことでした。


ぽってりとした絶妙な造形や、コロンと手のひらにおさまる大きさ、焼き物ならではの素朴な質感や、彩色を施した優しい手触り、心を潤す暖かみのある音色など魅力たっぷり。鮮やかなカラーリングも、子どもから大人まで愛される美しさです。

さりげなくお部屋に置いても、可愛らしいポイントになるこの一品。「飾っておいて、ふと吹いたら知らない人は驚きますね!面白いと思いました」(30代女性)、「鳴らすこともできるし、飾っておいてもかわいい」(60代女性)と、その多面性に支持が集まっています。

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