お土産にもインテリアにも最適!全国のかわいい「郷土玩具」ランキング
第3位 肥後まり/熊本県
3位にランクインしたのは、万華鏡のように華麗な色彩と仕上がりが圧巻な熊本県の郷土玩具「肥後まり」。その始まりは昭和40年ごろと比較的最近ながら、江戸時代から受け継がれる「手毬」をベースとしている、まさに日本の伝統工芸品といえる一品です。
肥後まりに使用できるのは、江戸の昔から熊本県で作られてきた手毬に使用された13種の伝統文様のみ。とはいえ、色彩によって無限に変化する仕上がりは芸術品の域。草木染めによって彩色された木綿糸の質感も高級感にあふれています。
天然素材で作られた風合いもたまらない肥後まりは、いまではアクセサリーなども作られていることからファンは増加中。「伝統があり、見た目綺麗」(60代女性)、「見た目が可愛いから」(60代女性)と、女性を中心に注目を浴びています。
第2位 起き上がり小法師/福島県
福島県の会津地方で400年以上の歴史を紡いできた郷土玩具「起き上がり小法師」が2位にランクインしました。江戸時代の藩主たちが、お正月に販売させるために冬季の内職として作らせた一品がその発祥といわれています。
転んでも転んでも何度でも起き上がる姿は「七転八起」と喜ばれ、縁起物としても愛されるように。ニッコリと微笑んだ柔和な表情が描かれていることが多く、別名「起姫」とも呼ばれています。
大きさや形状、デザインもさまざまに進化している起き上がり小法師は、いまでもお正月の風物詩として愛される存在。「かわいい 癒やされる」(40代女性)「なんだか小さな力を貸してくれそうな気がします」(40代男性)と、その姿にパワーをもらっている人も多いそう。
第1位 犬張子/東京都
堂々の1位を獲得したのは、「張り子」の技法を用いて作られている東京都の郷土玩具「犬張子」。生まれて1カ月目となる「初宮参り」の際に用いる一品で、多産であり健康に育つ犬の子のようにという願いが込められています。
パッチリと大きな瞳に、優しく丸いフォルム、カラフルでおめでたい雰囲気たっぷりのカラーリングなど、まさに生まれたばかりの赤ちゃんにぴったりの姿。子宝や安産のお守りとして子どもを守り、3歳になったら奉納するという習わしがあります。
その情緒ある姿はインテリアとしても可愛らしく「可愛らしくて和洋どちらの部屋のインテリアに合いそうだから」(40代女性)「作る職人が少なくなっていて貴重である」(50代男性)と、ずっと愛されているのが頷ける声が寄せられています。
日本各地の歴史や文化と共に、伝統として紡がれてきた愛らしい「郷土玩具」たち。その背景を知ることで、より愛着が増しそうな逸品がそろいました。この機会に、インテリアに華を添える存在として、改めて注目してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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