都内からの日帰り旅にも。日本経済の父「渋沢栄一」生誕の地・埼玉県深谷市をめぐる

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2022/04/13

2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主役として取り上げられた渋沢栄一。吉沢亮さんの演じる渋沢栄一の人生を描くドラマに夢中になった人も多いのではないでしょうか?

日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一が生まれたのは、現在の埼玉県深谷市。同市にはゆかりの場所や記念館が点在。そこで今回は新紙幣の顔でもある渋沢栄一誕生の地、埼玉県深谷市をめぐる旅をご紹介します!

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

一万円札の顔にも選ばれた渋沢栄一とは?

image by:kuremo/Shutterstock.com

1840年、埼玉県深谷市に生まれた渋沢栄一。2024年に一新される予定の新紙幣、一万円札の顔に選ばれた人物です。

大河ドラマ、そして新紙幣に選ばれたことですっかり名の知られた渋沢栄一は、日本経済の礎を築いた人物。日本に初めての銀行を作っただけでなく、500社以上の会社の設立に携わり、教育機関の設立にも積極的に関わりました。

このような輝かしい功績から日本経済の父と呼ばれる同氏は、日本初の実業家であり慈善活動家。活動にすべてを注ぎ自分の名を残そうとしなかったことから少し地味な印象がありますが、新紙幣に選ばれるのも大河ドラマで描かれるのも当然の偉大な人物です。

埼玉県深谷市でゆかりの地をめぐる

埼玉県深谷市は、東京から新幹線を使って約50分と日帰り旅行にもぴったりの場所。市内には渋沢栄一ゆかりの地が数多く残されており、歴史好きのかたにも子ども連れで学びの旅に出かけるのもおすすめです。深谷市にある渋沢栄一縁の地を余すところなくご紹介しましょう!

渋沢栄一記念館

image by:ranmaru/Shutterstock.com

まず最初に訪れたいのが「渋沢栄一記念館」です。1995年に開館した記念館はこじんまりとしていますが、資料は豊富に展示されており見ごたえがあります。現在は新型コロナウイルス蔓延防止のため、予約制となっているので注意しましょう(2022年3月時点)。

記念館内の展示は、渋沢栄一の生涯や功績を写真や映像を使って見られるものが多く、子どもでも理解しやすく興味を持ってもらえるものばかり。なかでもおすすめなのが生誕180年を記念して2020年にお披露目された「渋沢栄一アンドロイド」です。

本物そっくりに造られたアンドロイドは、70歳前後の渋沢栄一。なんとただそこにあるだけではなく、身振り手振りを加えて講義を行ってくれるのです。


講義内容はもちろん渋沢栄一が生前説いたものばかり。現代風にアレンジがされているので聞きやすく、分かりやすいのが特徴。明治時代にどのような考えを持ち、日本経済を成長させていったのかを学ぶことができる面白い展示です。

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