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シンボルも巨大に見える?かつて日本人男性が熱心に処理した「下の毛」事情

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2022/04/09

外国人は日本人の毛に驚くことも?

image by:Unsplash

とはいえブラジリアンワックスは苦痛が伴います。簡単にいえば、ワックスを塗り、固まった段階で毛をむしり取るのですから、

「赤ちゃんを産むときよりもひどい」

「持ってもいない情報を出せと拷問されているよう」

<東京堂出版『脱毛の歴史』より引用>

くらいの痛みが伴います。なにしろブラジリアンワックスを開発したブラジル人姉妹のひとりも、実際に自分でワックス脱毛を試みた際に、

<after about three hours of painful experimentation came out feeling fabulous.>(『BBC』のホームページより引用)

「3時間の苦しい体験の後に、爽快な気分になった」と語っているくらいですから。特に、あの毛が日本人のように硬い人種の場合は、各種のトラブルが続出します。

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そこで比較的痛みの少ない医療レーザーやサロンでの脱毛が日本でもメジャーになっていきます。

痛みのストレスが大幅に軽減されると、衛生面、性的な好ましさのみならず、将来的な介護の必要性を想定して早々に脱毛するなど、あの毛の脱毛を試みる人にも広がりが見られるようになりました。

ちなみに、日本人の毛の処理に関するアンケート調査はたくさんあります。

挙げればきりがないのですが、ざっと調査結果に目を通すと、大まかにいってアンケート回答者の半数近くが何らかの形で処理している様子が分かります。そのなかでも、無毛まで脱毛している人は現状で1割程度だと分かります。

一方で、海外の脱毛事情について在日外国人女性に行った調査によれば、6割近くの人があの毛のケアを当たり前に感じていて、逆三角形・ハイジニーナ・ナチュラルの順に脱毛を実践していると明らかにされています。

数字だけを見ると、日本と諸外国で圧倒的に差があるわけではないみたいです。ただ、下の毛の脱毛を恥ずかしがっている日本人の意識に、在日外国人の人たちは少し驚きや違和感を覚えている事実もあるみたいです。


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ドイツでは男女共に無毛が主流など、とりわけ脱毛が進んでいる国もあると一部の情報でいわれています。とはいえ、江戸時代には、男性を中心に庶民の間でも熱心に下の毛が処理された「先進国」が日本です。

長い歴史を振り返ると日本もなかなかの実績を持っています。そもそも、どこの毛をどのようにしていようが個人の自由。それでも産業界・広告業界が人の根源的な欲求をいまでも我々を刺激し、一種の圧力を日本人に植え付けようとしています。

脇毛やすね毛の処理に関していえば、その圧力はなかなか届いてきたと思います。あの毛にはまだまだ届いていないかもしれませんが、ちょっとした変化や何かのきっかけで一気に「右にならえ」となる気質が日本人にはあるように見えます。

もしかすると日本人のマインドも、この先一転するかもしれませんね。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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