日本ではありえない?思わずヤっちゃいそうな海外の「当たり前」

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2022/04/16

7月に結婚してはいけない/台湾

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台湾では旧暦7月を「鬼月(おにづき)」と呼び、この1カ月間は、あの世の門といわれる「鬼門開」が開かれ、鬼たちが霊界からこの世に押し寄せてくると信じられています。

ここでいう「鬼」とは「幽霊」のことを指し、ご先祖様だけでなく、無縁仏の霊や悪い霊たちも舞い戻ってきてしまうのだそう。

そのため、この1カ月間は鬼を刺激しないように、さまざまな禁忌が設けられているのです。

image by:liu yu shan/Shutterstock.com

その禁忌事項のひとつが結婚。お祝い事など、人生の転機となるイベントは避けるようにと言い伝えられているため、結婚もNGといわれているそうです。

「鬼月には、結婚したり家を買ったり、新しいことを始めるのは不吉といわれています。もちろん一部には守らない人もいますが、結婚式の機会は明らかに激減しますね」(台湾出身)

寅年の人は結婚式に参加できない!?

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さらに、台湾では生まれ年の干支も縁起物として重要視されているそうで、なかでも敬遠されがちなのが「寅年」生まれの人。

「寅年生まれの人は結婚式への参加を断られたり、花嫁や花婿の付添人をすべきではないと言われています」(台湾出身)

「寅(虎)」は凶暴な生き物とされ、寅年の人が結婚式の場にいると、新婦に不幸が訪れたり子どもができにくくなるといわれているのだそうです。

そのため「寅年に生まれる子はかわいそう!」と、その年は出生率が大幅に下がるのだとか。子どもは授かりものですが、台湾で生活していくには子づくりのタイミングを意識するのも大切かもしれませんね。


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