日本ではありえない?思わずヤっちゃいそうな海外の「当たり前」
皆さんは、日常生活のなかで「ジンクス」を意識することはありますか?例えば、日本では「風邪は人にうつすと治る」や「3人で写真を撮ると真ん中の人が早死する」など、有名なジンクスがたくさんありますよね。
ジンクスとは、「良いことも悪いことも縁起をかつぐ対象となるもの」のこと。科学的根拠はないものの、誰かの経験に基づく教訓めいた話が多いため、なんとなく信じているという人も多いのではないでしょうか。
実は、このようなジンクスを信じる人が多いのは、日本だけではありません。実際に日本在住の外国人にアンケートを実施してみたところ、海外にある「母国に伝わるジンクス」がたくさんあることがわかりました。
なぜだか昔から語り継がれる伝承や伝説、そしてジンクスの数々…。日本人からするとびっくりするような不思議なジンクスが世界にはたくさんあるようです。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
傘を室内で広げるのはNG/イギリスetc…
イギリスやフランスなどから集まったのは、「傘を室内で広げると不幸になる」というジンクス。
「雨が降っていないのに傘をさしたり、室内で傘を広げると不幸が訪れるといわれてる」(イギリス出身)
「日本人の友だちが室内で傘を開いて乾かしていて、思わず発狂しちゃった…!フランスでそんなことしたら縁起が悪いって怒られるよ」(フランス出身)
「アメリカでも有名なジンクスだね。傘を買うときも、お店の人に許可を取って屋外で広げて柄を確認してる」(アメリカ出身)
こちらも諸説ありますが、もっとも有名なのは古代エジプトと関係の深い一説。
室内で傘を広げるのは、エジプト神話における太陽神ラーを侮辱する行為といわれており、侮辱した者は太陽神から災いを受けてしまうというもの。こちらも無意識に怒りを買ってしまっているのが恐ろしいです。
ただ、単純に傘を室内で広げると邪魔になったり、使い終わったあとだと水滴が飛び散ったりしますよね。だからこそ中で干すより外のほうが害がないという意味もあるかもしれません。
しかしながら筆者は、日ごろ折り畳み傘を浴室乾燥機で乾かしてからたたんでいるのですが、室内で広げた記憶がありすぎて、将来が不安になってきました…。