大自然の楽園。海外旅行気分を楽しめる東洋のガラパゴス「奄美大島」
世界各地に点在する、自然の楽園。その個性はさまざまで、地域によりオリジナルの雰囲気が現れます。
例えば、楽園として讃えられるのが南米エクアドルの「ガラパゴス諸島」。熱帯ならではの空気感がたまらないスポットですが、日本にもそんな場所があることをご存じでしょうか。
それが「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど、豊かな大自然が現存する鹿児島県の「奄美大島」。
世界的にも希少価値の高い動植物が暮らす原生林をはじめ、神秘的な緑の世界は圧巻です。早速、そんな奄美大島の魅力へと迫ってみましょう。
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世界自然遺産に選ばれた「東洋のガラパゴス」
東京23区よりも大きな約712.35平方キロメートルに渡り、地球が生み出したままの大自然が広がる鹿児島県の「奄美大島」。亜熱帯に属し、曇りの日がありながらも30℃を超える暖かい日が連続する、まさに「南国」です。
圧倒的に豊かな自然を残す奄美大島は、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録されたことで、ますます注目度がアップ。世界が認める多様性に満ちた動植物の世界は、海と山のそれぞれに広がっています。
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驚異的な美しさを持つ「アマミブルー」の透明な海には、ウミガメが産卵を行う真っ白の砂浜が健在。海辺だけでも感動的な光景ではありますが、奄美大島の神髄はその「森」にあるといえます。
山々が奄美大島のほとんどを占めており、それも都内で見かけるものとは全く異なる森で構成されているという驚きのもの。恐竜が闊歩していた太古の世界を彷彿とさせるような、うっそうとした木々が生い茂っているのです。
シダやガジュマル、ソテツなど一度は耳にしたことがあるような亜熱帯の照葉樹や、一夜だけ花を咲かせるサガリバナ、サトウキビやパパイヤ、マンゴーやパイナップル、パッションフルーツなど、南国のフルーツも大豊作。
生きた化石と名高いヒカゲヘゴに出会うことができる「金作原原生林」、約71平方キロメートルに渡る「マングローブ」の森林など、貴重な大自然が至るところに残されている、まさに楽園です。
日本の特別天然記念物に指定されたアマミノクロウサギ、天然記念物に指定されたルリカケスや絶滅危惧種のオーストンオオアカゲラ、オオトラツグミ、オカヤドカリ、ケナガネズミ、オサガメなど、いまやその姿が消えかけているような希少な動物たちも数多く生息。
人魚のモデルとして知られるジュゴンも目撃されており、これほどの固有種や亜種が見かけられることから「東洋のガラパゴス」として絶賛を集めるように。
そこには、日本から20時間以上の旅となるエクアドルに訪れたかのような世界が広がっています。
奄美大島の絶景に出会うためのベストな季節は?
年間を通じて温暖な奄美大島。最低気温も12℃と、真冬となる1月でも過ごしやすさが残っています。
量も多いといわれる奄美大島の雨は、梅雨シーズンの5月中旬から6月下旬に集中。この時期は動き辛く、梅雨は避けるのが無難かもしれません。
ベストシーズンといわれているのは、梅雨が明けた7月。珠玉の大自然を維持する恵みの雨が大地に潤いをもたらし、地上・海中共にアクティビティを大いに楽しむことができます。
8月から秋にかけては、断続的に台風の到来も予測されるため、事前の準備を怠りなく。
とはいえ、ベストシーズンなだけに旅行費用が高くなりがちなのもこの時期。現地では観光客も多くなるため、ゆったりと楽しみたい派のかたには窮屈かもしれません。そんなときは、4月以降の春シーズンや、10月以降の秋シーズンもねらい目です。
奄美大島へのアクセス方法は?
実はアクセスしやすい奄美大島。直行便の飛行機が東京、大阪、福岡、鹿児島、沖縄と主要都市から発着している上、成田と関空からはLCCのピーチも運航しているため、フライト費用を大幅に節約することも可能なのが嬉しいポイント。
また、沖縄空港と鹿児島空港からはフェリーも運航中。値段が変動しやすい飛行機と比べ、フェリーはその心配がないため、フライト料金が高い場合はフェリーを組み合わせたアクセス計画を立てるのもおすすめです。
年間を通じて温暖な気候のなか、太古の森や絶滅危惧種の生き物たちに出会える、鹿児島県の「東洋のガラパゴス」奄美大島。遠い国へ旅をしている気分で、ゆったりと大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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