無料で季節の絶景を。果物と植物の宝庫「東谷山フルーツパーク」の楽しみ方
食べすぎても罪悪感の少ない「フルーツ」は、老若男女問わず人気の高い食べ物。そのフルーツをテーマとした大きなパークが愛知県にあることをご存じでしょうか?
広大な敷地では産地を問わずたくさんのフルーツや花々が栽培されており、試食や購入はもちろん、フルーツを使ったお菓子作りイベントなども行われています。
今回はファミリーでもカップルでも友だち同士でも楽しめる、愛知県の「名古屋市東谷山フルーツパーク(以下・東谷山フルーツパーク)」の魅力をご紹介しましょう!
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
「東谷山フルーツパーク」とは?
東谷山フルーツパークは、愛知県名古屋市と瀬戸市にまたがる名古屋市で最も高い山、東谷山の麓にある自然公園です。1980年の開園以来、自然に触れ、フルーツにまつわるさまざまなことを学べる場として親しまれてきました。
園内ではおよそ15種類のフルーツが栽培されており、季節になると収穫体験イベントや即売会などが開催されています。世界のフルーツを集めた温室では、よく目にする熱帯のフルーツが大きな木に実っている様子や、珍しい南国のフルーツを観察できます。
また園内はシダレザクラの名所としても知られており、毎年春になると多くの方が散策を楽しんでいます。フルーツのことを学び、自然に触れられるのが同所の魅力です。
果樹園でフルーツの実る様子を観察!
パークにはおよそ15種類のフルーツを育てる果樹園があります。梅、柿、栗、梨、ブドウなどお馴染みのフルーツから、カリンやキウイ、ポポーなどなかなか実っている姿を見られないフルーツも。
果樹園は外にあり、自然の気候で育てられているためそれぞれの季節で実るフルーツが違います。訪れる時期によって花が咲いていたり、小さな実が育っていたりするのでとても面白いですよ。
たくさんの果実が実っている時期に訪れると、果樹園を歩いているだけでフルーツの香りを感じられます。果樹園以外にもパークのあちこちにフルーツが植えられているので、これは何の木かな?と探しながら散策しましょう。
「世界の熱帯果樹温室」で南国気分を満喫
パークの中心にある大小ふたつのドームは「世界の熱帯果樹温室」です。日本の気候では育てることのできない熱帯地方のフルーツや植物がドームの中で栽培されており、入り口を入るとまるで南国のような湿度の高い空間が広がっています。
大きなドームの天井に届くほど背の高いココナツやココヤシの木、たわわに実ったバナナ、甘い香りを振りまくマンゴーやパパイヤなどの目にしたことのあるフルーツも。ほかにはバニラやコーヒーなど、普段は加工品として見ることの多いフルーツも栽培されています。
それぞれの木の前には詳しい解説があるほか、土日や祝日にはボランティアガイドの方がフルーツに関する解説をしてくれます。
子どもの勉強の場としてもぴったりですね。フルーツの他に南国の花々も見られるので、ドームの中は植物園のような雰囲気です。