日本人が本当の美味しさを教えたくなる、外国人が苦手なものランキング
第2位 生卵
続いて多かった意見が、「生卵」についてでした。先ほど、海外では魚や卵を生で食べる文化がないところもあるとご紹介しましたが、実は魚よりも生で食べる国が少ないそう。
「食中毒になる危険があるので、フィリピンでは『生卵』を絶対に食べません。なので日本人が卵かけご飯を食べる姿を見て衝撃を受けました。日本の生卵なら安心ですが、最初はびっくりしましたね」(フィリピン出身)
「食べる文化がなかったので、いまだに生卵を食べるのは怖いと思ってしまいます」(アメリカ出身)
「母国では生卵や半熟卵は、あたる可能性が高いから食べないようにといわれていますね」(イタリア出身)
いくら日本管理方法が安全とはいっても、母国で食べない方がよいといわれていたものを食べるのは抵抗を感じますよね。
ちなみに「牛丼の上に生卵を乗せて食べたら美味しすぎてハマった!」「うどんに生卵をいれると、まろやかになってとても美味しかった」という意見も聞こえてきました。このような食べ方だと、比較的口にしやすいのかもしれませんね。
筆者も生卵が苦手なタイプですが、香川県のご当地グルメである讃岐うどんのお店で、「釜玉うどん」を食べたとき衝撃を受けました。とてもまろやかな舌触りで、めちゃめちゃ美味しいので食べやすいんですよね!
第1位 納豆
そして、生卵に次いで多くの声が聞こえてきたのが「納豆」でした。納豆といえば、日本人でも苦手な人が多い印象がありますが、外国人のみなさんいわく、そもそもネバネバした食材が得意ではないという声も。
「納豆やぐちゃぐちゃした食感の食材はあんまり好きじゃないです。ねちょねちょしている食感に慣れません…」(タイ出身)
「匂いは大丈夫だったけど、それ以上に見た目が…」(韓国出身)
「ニオイとぬるぬるした食感が受け付けなかったんです…」(イタリア出身)
「どうしてもネバネバな食材が苦手でした」(ラトビア出身)
「味が嫌いとかではないんだけど、ネバネバした食感そのものをいままで食べたことがなくて」(アメリカ出身)
日本には、納豆だけでなくオクラやメカブといった、ネバネバした食材がたくさんありますが、海外の人はあの食感が苦手に思う人も多いのだそう。
今回は、せっかくなら「美味しいものを食べて欲しい!」という気持ちをもとに、ランキング形式で外国人が苦手なグルメについてご紹介してきました。
得意不得意は人それぞれですし、「これだけは無理…」と思う気持ちもわかります。食べ慣れていないものだからこそ、異文化に驚いてしまうこともあるはず。それは外国人も日本人も同じで、食文化が違うからこそ。
もちろん無理強いは良くありません。それでも他文化に触れたときは、その国のカルチャーや自分の好みを理解するためにも、さまざまなグルメに挑戦すると新しい発見があるかもしれませんね。
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