なぜベルギー王室に五重塔が?世界の面白い「王室」トリビア
「五重塔」が建っている/ベルギー王室
最後は、ベルギー王室の住まいについて。ベルギーの首都ブリュッセルの北西にはラーケン地区というエリアがあり、現ベルギー王室の住まいのラーケン王宮とラーケン公園があります。
その広大な敷地内には王立の温室もあり、春になると約3週間ほど国民に広く開放されます。ガラスと金属を生かした建築と、エキゾチックな植物が見どころのこの温室には意外にも、日本の五重塔が建っているのです。
温室をつくらせた当時の王様レオポルド2世(1835年〜1909年)は、1900年にパリで開かれた万国博覧会に足を運んでいて、日本を含む極東に強い興味を持ったそう。そこで、日本庭園を敷地内につくり、五重塔も建てさせたのですね。
極東博物館のひとつとして活躍する五重塔を(現在はリノベーション工事中)日本庭園の桜越しに眺めると、まさにそこは日本のようです。
毎年春になると温室周辺は約3週間公開されますので、来年の春に運よくベルギーに訪れるチャンスがあったら、ぜひ訪れてみたいですね。
世界の王室はまだまだ私たちが知らないトリビアがたくさんあります。皆さんもぜひ、各国のロイヤルファミリーを調べてみてはいかがでしょうか。
- 参考
- 年間行事
- デンマークで長子継承制が認められた理由 – PRESIDENT WOMAN
- 知らなかった!ロイヤルキッズが守らなければいけない39のルール – COSMOPOLITAN
- 季節を大切にするスウェーデンの伝統行事!スイーツの日も要チェック – FORGOOD
- 天皇ご一家の新しい住まい、改修完了 9月に転居へ – 朝日新聞
- ストックホルム王宮 – next, 北欧
- ドロットニングホルム宮殿 – スウェーデン観光文化センター
- 文化伝統の旅 – スウェーデン観光文化センター
- The Royal Palace – The Royal Palaces
- 【延期】タイ王室御座船パレード=ロイヤルバージ 12月12日に変更 – タイ国政府観光庁日本事務所
- タイ国王の船、金色に輝く オールは伝統の歌に合わせて – 朝日新聞
- プミポン・アドゥンヤデート・タイ国王の崩御を受けた安倍総理大臣による弔意メッセージ – 外務省
- 【図解】タイ王国のロイヤルファミリー – AFP
- 崇拝者も疑心…タイ国王が王室財産を「独占」 (2ページ目) – 西日本新聞
- 2021年国王の日:自宅で祝う方法 – Tiqets
- キングスデー(王の日) – oranda.jp
- 「国民の祝日」について – 内閣府
- 天皇誕生日一般参賀要領 – 宮内庁
- これまでの天皇誕生日一般参賀の参賀者数(平成以降) – 宮内庁
- これまでの天皇誕生日一般参賀の参賀者数(令和以降) – 宮内庁
- King’s Day – Royal House of the Netherlands
- ラーケン王宮の温室 – ラーケン王宮の温室
- Royal Greenhouses in Laeken – The Belgian Monarchy
- MUSEUMS OF THE FAR EAST-Royal museum of Art and History
- 2014 ラーケン王宮温室★一般公開日発表 – ベルギー・エクスプレス
- image by:Moyaertsd, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
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