搭乗券の印刷で8500円!?厳しすぎる「LCC」搭乗トラブル体験記
座席指定も基本「有料」、真ん中は窮屈すぎた
LCCは、最安運賃の場合、事前座席指定が有料です。最前列や窓側など料金を細かく設定するLCCもあります。
誰しも一番当たりたくない座席は、3席の中央でしょう。1時間ちょっとの飛行時間だからと座席指定をしなかったら、見事にその座席を引き当てたことがあります。
その便は満席。両隣がスリムな体形の女性だったのでまだマシでしたが、シートピッチ(前後の座席間隔)が狭いため、窮屈感が半端なかったです。
それ以降必ず、追加料金を支払ってでも座席指定をするようにしています。一番安い座席指定でも、フライト中の快適度がまったく違います。
フライト中にお腹が減る!機内に持ち込めないLCCも
また、LCCは機内食やドリンクも基本すべて有料。短いフライト時間だと何もなくても特に問題ありませんが、2時間を超えるフライトは物足りなくなります。
日本とハワイを結ぶLCCに乗った際、機内食とドリンクは事前注文していたものの量が少なく、フライト途中で空腹に耐えかね、追加注文。機内での注文は事前よりも高く、ポテトチップスと紅茶だけで2,000円ほどしました。
ちなみにこの際に利用したLCCは、飲食物の機内持ち込み禁止。たまにそんなLCCもあります。フライト時間が長いLCCだと、出発前にお腹いっぱい食べてから乗るか、機内食の事前注文が無難です。
LCCならではのルールを知るのは「利用してみる」のが一番
そのほか、LCCでのトラブルでよく聞くのが「保安検査の締切時間に間に合わず、飛行機に乗れなかった」「遅れることが多い。特に夕方以降の便」「欠航した時の対応が大手航空会社より良くない」など。
特になんらかの事態が発生すると、LCCより大手航空会社のほうが、サポートが手厚いことを、身をもって実感させられます。
それでもLCCの運賃の安さは魅力的。もし利用するのであれば、日程や時間、気持ちにも「余裕」があるタイミングがベストです。
- image by:シカマアキ
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