世界文化遺産を堪能!美しき教会と自然を巡る、長崎「五島列島」の旅
4.遣唐使とゆかりのある「道の駅 遣唐使ふるさと館」
続いて向かったのは、「道の駅 遣唐使ふるさと館」です。建物のある三井楽町は、遣唐使船が日本を出る前の最後の寄港地であり、遣唐使とゆかりの深い場所。
展示コーナーでは、遣唐使についての資料や、万葉集に掲載されている三井楽を詠んだ歌などの展示がおこなわれています。館内にはレストランや物産館も併設。
- 道の駅 遣唐使ふるさと館
- 長崎県五島市三井楽町濱ノ畔3150-1
- 無料
- 休館日:12月29日~1月3日
- 9:00~18:00/レストラン11:30~14:00(L.O.13:30)、18:00〜21:00(L.O.20:00※前日までの予約にて営業)
- 公式サイト
5.コバルトブルーの美しき「高浜海水浴場」
次に向かったのは、新観光百選、日本の渚百選、日本の道百選、日本の快水浴場百選にも選ばれた、五島を代表するビーチ「高浜海水浴場」です。
「日本一美しい」とも称される砂浜の先には、コバルトブルーの大海原が広がります。浅瀬は透明度の高いエメラルドグリーンで、このビーチを一望できる絶景スポットが「魚藍観音展望所」です。
手には鯛を抱え、東シナ海での大漁と航海安全を祈願して建立された大観音像が、穏やかな笑顔で海を見守っています。
観音像から向かって左側に高浜海水浴場を見下ろすことができます。息を呑む美しさでした。
- 高浜海水浴場
- 長崎県五島市三井楽町貝津1054-1
- 海水浴場開設期間:7月中旬~8月下旬
- 営業時間:9:00〜18:00
- 五島市観光サイト
6.奇跡の泉水がある「井持浦教会」
続いて「井持浦教会」へ。この教会が建つ玉之浦一帯は、明治初期に唯一五島でのキリシタンへの迫害を逃れた地区です。
1897(明治30)年にリブ・ヴォートル天井を有するレンガ作りの教会が建設され、教会脇にはルルド(聖母出現の地)が築かれました。
神父がフランスから取り寄せた本場ルルドの奇跡の泉水を注ぎ入れ、同じくフランスから取り寄せた聖母像が洞窟に収められています。
- 井持浦教会
- 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243番地
- 無料(※献金箱にて寄付が可能)
- 9:00~17:00
- 五島市観光サイト
7.九州で最も遅く夕日が沈む「大瀬崎灯台」
最後に、「大瀬崎灯台」へ。福江島の最西端に位置し、九州本土で最も遅い時間に夕日が沈む場所です。海に突き出た断崖絶壁の上に建つ白い灯台で、目の前に広がるのは東シナ海。日本の灯台50選にも選ばれています。
この日は雲が邪魔をして赤く燃えるような夕日を望むことはできませんでした。
駆け足で回った福江島巡りも日没とともに終了。やっとホテルへチェックインし、この日は就寝。2日目に備えます。
- 大瀬崎灯台
- 長崎県五島市玉之浦町玉之浦
- 無料
- 五島市観光サイト